非アルコール性脂肪肝炎 ― NASH ―③
2018.11.01（かけはしvol.97掲載）
●「いつのまにか肝炎」を防ぐために！「知って肝炎」活動をしています
「肝炎なんて人ごと」と思われている方はまだまだ多くいらっしゃいます。そのような方に肝炎ウイルス検査を受けてもらうようお声かけしたり、肝炎の知識を広めたりするのが肝炎コーディネーターです。当院は、肝炎医療コーディネーターが在籍し、福井県と連携してコーディネーターの養成に尽力してまいりました。当院の患者さんだけでなく、県内の肝炎撲滅を目指しています。
福井県は肝炎に関する先進県で、いち早く肝炎の予防や検査を呼び掛けてきました。コーディネーターは無料検査のことや、病気に関する正しい知識を一般の方にも分かるようにお声掛けをしています。肝炎の検査や治療に入る患者さんの不安をやわらげられるよう、肝炎に関する幅広い知識とスキルを基に、医師、看護師や薬剤師などと連携して、心を添わせて歩む役割を担っています。
●2018年８月、厚生労働省の新制度「肝炎プロモーター」が発足。
当院の橋本看護師（左から3番目）は、県内外の病院や関係機関に出向き、肝炎検査の受診を促す講演や啓蒙活動を行っており、このような取り組みが高く評価され、全国で６人のうちの１人として選出されました。
●当院は県内で唯一の肝疾患診療連携拠点病院です
日本肝臓学会認定肝臓専門医8人と看護師、薬剤師、管理栄養士、検査技師、理学療法士などの専門スタッフが肝疾患の方に病気や治療の説明をいたします。
●肝臓のこと、気になったらいつでもご相談を
＜肝疾患センター 肝疾患相談支援室＞
0776－28－1197
平日 8：30～17：00（土・日曜日、祝祭日を除く）