人工関節センター② 膝と股関節の疾患

2017.10.12(かけはしvol.90掲載)

<加齢などにより悪化>
 人工関節手術の部位別の割合をみると、膝と股関節で95%以上を占めています。
 膝関節では、表面の軟骨がクッションとなり関節をスムーズに動かす役割を担っていますが、加齢による変化に体重増加や重労働による膝への負担が加わり、徐々に軟骨がすり減っていきます。その結果、関節が変形し、痛みなどの症状が現れます。60歳以上では女性の4割にみられ、高齢になるにつれて割合はさらに増加します。
 一方股関節は、先天性股関節脱臼や臼蓋形成不全など先天的な要因に加齢による悪化が加わり変形性関節症を発症する患者さんが多くを占めます。変形の状態、年齢、患者さんの仕事や家庭の事情などを考慮して治療を進めていきます。
 「痛みはないが手術が必要」「痛みは強いが保存的治療で改善が見込める」など、痛みの程度だけでは治療法の判断が難しいことがあります。まずはかかりつけ医を受診され、手術が必要といわれた場合には紹介状をご持参いただくか、お電話で当センターにご相談ください。



<受診方法>人工関節センターは、紹介制/完全予約制です。
【診察日】毎週火曜 午後:五之治 行雄 センター長
     毎週木曜 午前:稲谷 弘幸 整形外科医長
【場 所】本館2階 F ブロック(整形外科外来)
【予約・お問い合わせ】整形外科外来 0776-23-1111(代)



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