②心房細動に新しい選択肢 パルスフィールドアブレーション
2026.01.05(かけはしvol.129掲載)
アブレーションの種類
アブレーションには、これまでの熱を使う方法(高周波アブレーション)と、今回導入された電圧(パルスフィールドアブレーション)を使う方法の2種類があり、より患者さんに適した方法を選びます。
パルスフィールドアブレーション
従来の治療(高周波アブレーション)では、原因部分にカテーテルから熱を当て、小さな焼灼ポイントをつけることで「電気が通らない壁」を作っていましたが、近年注目されている「パルスフィールドアブレーション(PFA)」は、熱ではなく電気のパルスを使って心臓の異常な電気信号が生まれる部分を一気に処理する新しい治療法です。
輪っか状のカテーテルで心臓の入り口(肺静脈)をぐるりと囲むように処理できるため、治療時間の短縮や、より高い安全性が期待されます。また、電気刺激によって心筋だけを選択的に狙えるため、周囲の組織への影響が少なく、患者さんの身体的負担が軽減される点でも注目されています。