福井県済生会病院の「これまで」と「これから」①

2019.06.19(かけはしvol.100掲載)

新元号「令和」が施行され、新しい時代の幕が開けました。時を同じくして、平成14(2002年)年に創刊した当院の広報誌「かけはし」も、今号で100号となります。節目となった2つの記念にあたり、当院の「これまで」を振り返り、「これから」目指していく姿をご紹介します。

時代は変わっても、私たちの原点は変わりません。
明治44年に明治天皇のお言葉がきっかけで誕生した済生会。
「済生勅語」と呼ばれるお言葉は、私たちの揺るがぬ原点です。「生(いのち)を済(すく)う」ことが変わらぬ使命です。


明治44年(1911年)

明治天皇のお言葉から済生会が創立

済生会は明治天皇が「生活苦で医療を受けることができずに困っている人たちを施薬救療(無償で治療すること)によって救おう」というお言葉とともに、お手元金150万円(現在の約16億円)を下賜され、恩賜財団として設立されました。


大正1年(1912年)

済生会の紋章として「なでしこ」を制定

-なでしこマークの由来は?

済生会の初代総裁 伏見宮貞愛親王殿下が、済生会の事業の精神を、野に咲くなでしこに託して歌にお詠みになりました。この歌にちなみ、いつの世にもその思いを忘れないようにと、撫子の花葉に露をあしらったものを、済生会の紋章としています。


昭和16年(1941年)

恩賜財団済生会福井診療所として福井市に開設

福井診療所開設当時 当院は足羽川のほとり、福井市中央2丁目で誕生し、平成5年に和田中に移転しました。
時代を経ても私たちの原点「救療済生」の精神は職員に脈々と受け継がれています。


平成12年(2000年)

寛仁親王殿下が第5代総裁となり福井県済生会病院をご視察

平成17年には、寛仁親王殿下がご視察をされました。 済生会の総裁には代々、皇族が就かれており、当院とも関わりの深い第5代の寬仁親王の後を継ぎ、平成25年からは秋篠宮皇嗣殿下が第6代総裁を務められています。


平成23年(2011年)

済生会創立100周年記念式典にご出席された当時の天皇陛下

平成23年5月30日、済生会が創立100周年を迎えた式典では、当時の天皇皇后両陛下(現在の上皇上皇后両陛下)をはじめ常陸宮同妃両殿下らご臨席のもと、記念式典が開かれました。


令和元年(2019年)

「患者さんの立場で考える」という理念の基、時代と共に変化しつづけます


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