①早期治療で自分らしい生活を取り戻そう 高齢者の骨折治療
2025.09.30(かけはしvol.128掲載)
手首・肩の骨折
転倒して手や肩で体を支えた時に起きやすい骨折です。特に手首の骨折は「骨粗しょう症のお知らせ骨折」と呼ばれ、次に大きな骨折を防ぐための重要なサインです。手首は50~60代から骨折が増え、肩は60代以降から受傷が増加します。
骨折が増える年代・状況
年齢 50代から60代
状況 転倒時に手をつく
気を付けたいポイント
手首の骨折は骨粗しょう症の初期サインと言われています。放置すると大腿骨や腰椎の骨折へつながることもあるため注意が必要です。肩の骨折は体重を支える動作に影響します。骨折すると上半身の動作だけでなく、杖をつく、つかまり歩行をする、ベットから起き上がるなどの日常的な動きが難しくなってしまいます。

