放射線科のシゴト②的確な診断と体に優しい治療が最大のサービス

2020.08.31(かけはしvol.105掲載)

診断:多くの実績に裏付けされた”診断の済生会”

画像診断は、良質な医療の提供のためにも大切な医療行為です。各科の医師は、放射線科からの画像診断と治療への助言を元に最適な治療を検討することになります。つまり、画像診断の情報とアドバイスにより患者さんを最適な治療に繋げる“かけはし”的な役割です。


<CT検査>

CT検査では、数百枚の画像データから作成する3D画像により、画像診断だけでなく、手術前シミュレーションが可能です。

<PET診断>

放射性検査薬(FDG)を注射し、PETカメラで撮影する検査です。一度にほぼ全身のがん検査を高い診断能力で行えます。



治療:患者さんの体に優しい治療を追求


当院の放射線科では治療も行います。根底にあるのは「患者さんに優しい」治療であること。画像診断のプロだからできる、造影剤の量や被爆量にも考慮した体に負担の少ない治療を行います。


<画像下治療(IVR)>

MRIやCT、超音波などを活用し、体の中を透かして見ながら、カテーテルなどの細い医療器具で血管や胆管、消化管の治療を行います。体を切らずに行えるため、患者さんの体への負担が少ない治療法です。

<肝がんに有効なTACE>

当院では、画像下治療の中でも肝がんに対してTACE(肝動脈化学塞栓療法)を行っています。カテーテルを血管内に進め、肝がんに栄養を送る動脈に薬剤を注入し、がんを壊死させます。患者さんへの身体的負担が少ないのが特徴です。



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