DPCデータによる福井県済生会病院の病院指標を紹介しています。
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
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患者数 | 421 | 170 | 181 | 362 | 547 | 928 | 1,646 | 2,742 | 1,874 | 568 |
診断群分類別患者数等
(診療科別患者数上位5位まで)
内科 | |||||||
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DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
10007xxxxxx1xx | 2型糖尿病 インスリン投与治療 | 97 | 13.41 | 13.77 | 1.03% | 66.39 | |
110310xx99xxxx | 尿路感染、腎盂腎炎等の治療 | 89 | 16.14 | 13.66 | 11.24% | 79.07 | |
130010xx99x9xx | 急性白血病 化学療法(ビダーザ+ベネクレクスタ) | 47 | 8.92 | 12.45 | 0.00% | 77.43 | |
110280xx03x0xx | 慢性腎不全 内シャント血栓除去術等 | 45 | 2.36 | 3.82 | 2.22% | 67.53 | |
130030xx99xbxx | 非ホジキンリンパ腫 化学療法(ポライビー) | 40 | 9.93 | 12.23 | 0.00% | 77.20 |
内科では、糖尿病・内分泌代謝、腎臓、血液、腫瘍における各領域の専門医がそろっており、緊急入院や複雑な合併症をかかえた症例に対しても万全な体制で診療に当たっています。
糖尿病「ダイアベティス」の患者さんは依然として多く、さらに、合併症も多様です。当院では院内の連携も密に図っており、内科以外の入院患者で高血糖あるいは低血糖のリスクがある入院患者さんに対しては、糖尿病専門医が対応し血糖管理を行っています。
ネフローゼ症候群などの腎臓病では、タンパク尿がよく見られます。タンパク尿によって多量のタンパクが失われると、身体の体力・抵抗力が落ちていきます。当院では、血尿やタンパク尿で発見された腎臓病を、画像診断や腎生検法による精密検査によって正確に判断し、確実性の高い方法を選択して治療します。治療法に関しても、最先端の治療法を積極的に行っています。
血液内科では、白血球、赤血球、血小板の異常、リンパ節腫脹や凝固異常など、血液関連の異常に対し豊富な経験と実績をもとに、迅速に診断し的確な治療をしています。特に造血器腫瘍に対しては化学療法をチームで積極的に行っています。
腫瘍内科/血液内科では、食道・胃・大腸がん、肝胆膵がん、肺がん、血液悪性腫瘍(リンパ腫、骨髄腫、白血病、骨髄異形成症候群)、原発不明がん、肉腫、胚細胞腫瘍、GIST、神経内分泌腫瘍、メラノーマなどの化学療法を主に専門としています。
呼吸器内科 | |||||||
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DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎の治療 | 146 | 25.87 | 20.78 | 16.44% | 84.60 | |
0400802499x0xx | 肺炎(市中肺炎かつ75歳以上)の治療 | 119 | 18.48 | 16.40 | 8.40% | 83.55 | |
040040xx9910xx | 肺がんの検査(生検あり | 99 | 2.42 | 3.03 | 0.00% | 70.11 | |
040110xxxx00xx | 間質性肺炎の治療 | 39 | 18.18 | 18.68 | 12.82% | 76.95 | |
0400800x99x0xx | 肺炎(市中肺炎以外)の治療 | 38 | 24.79 | 18.16 | 15.79% | 87.11 |
呼吸器内科では、肺がんを主とする悪性腫瘍、肺炎などの感染症(結核を含む)、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎など多彩な呼吸器疾患を診療しています。中でも、肺がんの診断・治療に特に力を入れています。呼吸器外科・放射線科の医師とも連携して、手術・放射線治療(トモセラピー・サイバーナイフを含む)・薬物療法(抗がん剤・分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬)などの治療法の中から最も適切な治療を行っています。また、当院では年間200件を超える気管支鏡検査(超音波ガイド下気管支鏡検査を含む)を行っています。誤嚥性肺炎による緊急入院も多く、必要に応じて耳鼻科医による嚥下機能評価や言語聴覚療法士による嚥下リハビリも行っています。
いずれの疾患に対しても、専門的なガイドラインに沿った医療を提供するとともに、各メディカルスタッフ(認定看護師、臨床工学技士、理学療法士など)と協力し、チームでの医療を心がけています。
循環器内科 | |||||||
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DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
050130xx9900x0 | 心不全の治療 (他院からの転院以外) | 88 | 19.18 | 17.33 | 4.55% | 81.93 | |
050070xx03x0xx | 頻脈性不整脈 カテーテルアブレーション(経皮的カテーテル心筋焼灼術) | 75 | 3.64 | 4.47 | 0.00% | 70.25 | |
050050xx9910xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 心臓カテーテル検査 | 66 | 2.52 | 3.07 | 0.00% | 72.97 | |
050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 心臓カテーテル治療(PCI等) | 60 | 4.58 | 4.18 | 0.00% | 74.22 | |
050210xx97000x | 徐脈性不整脈 ペースメーカー移植術等 | 30 | 9.53 | 9.59 | 0.00% | 77.03 |
循環器内科では、内科医として適切な薬物療法を行う以外にも、狭心症や急性冠症候群に対する経皮的冠動脈形成術や、頻拍性不整脈に対するカテーテル・アブレーションや心臓ペースメーカ植込みなどの、いわゆる非薬物学的治療が、熟達した経験豊富な医師たちにより積極的かつ安全に行われています。2022年から冠動脈の高度石灰化病変を削ってバルーンで広がりやすくするロータブレーターが施行可能となりこれまで治療が困難だった石灰化の強い病変も拡張できるようになりました。
外来での検査体制も非常に力を入れており、救急患者の受け入れ体制も格段に向上しています。冠動脈CT検査も積極的に行い、県内では有数の検査件数を誇る24時間ホルター心電図検査や心エコー検査およびその他の循環器外来の諸検査を有効に活用し、外来診療における診断能力の向上に努めています。冠動脈CT以外の検査は、ほとんどの場合は予約なしで受診当日に行うことができます。
また当院では、消化器内科、糖尿病を中心に診療する内分泌内科、呼吸器内科、血液内科、腎臓内科の各専門医が、外来診察時や入院中に相互にディスカッションして専門以外の内科領域を補い合うことができるため、患者さんが循環器以外のどのような疾患を合併していても、それに対して最も適切な治療を追求していくことが可能です。また疾病の再発予防のための食事指導・運動指導などを含めた包括的心臓リハビリテーションにも県内ではいち早く取り組んでいます。
消化器内科 | |||||||
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060340xx03x00x | 胆管結石、胆管炎 内視鏡的胆道ステント留置術等 | 147 | 7.81 | 8.88 | 2.04% | 78.78 | |
060050xx03xxxx | 肝臓がん 肝動脈化学塞栓術 | 76 | 8.26 | 10.22 | 1.32% | 75.83 | |
060035xx03xxxx | 結腸がん 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 53 | 3.11 | 6.39 | 0.00% | 70.64 | |
060020xx04xxxx | 胃がん 内視鏡的胃ポリープ・粘膜切除術 | 47 | 7.92 | 7.45 | 0.00% | 74.32 | |
06007xxx9904xx | 膵臓がん 化学療法(mFOLFIRINOX 等) | 36 | 4.78 | 5.84 | 0.00% | 72.19 |
消化器内科には、日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本肝臓学会などの指導医・専門医が勤務しており、消化管(食道、胃、腸)、肝臓、胆嚢、膵臓などの全ての疾患の診断・治療を行っています。 経カテーテル的肝動脈化学塞栓術(TACE)(放射線科)やラジオ波治療を施行する肝細胞がんなどは年間137件であり、ウイルス性肝炎に対するDAAや核酸アナログ内服治療、肝硬変の腹水治療(入院46件)も積極的に施行しています。 一方、内科・外科・健診センターにて実施している消化器内視鏡検査・治療件数は年間16,664件でした。総胆管結石・胆管炎に対する内視鏡下EST+砕石術などは年間108件でした。超音波内視鏡(EUS)は年間200件、EUS-FNA(吸引細胞診)は年間42件で、膵・胆道がんの早期診断に努めています。膵・胆道がんの閉塞性黄疸に対するメタリックステント留置術は年間27件でした。また、食道・胃粘膜腫瘍に対する内視鏡下切除術(ESD・EMR)は年間56件で、上下部消化管止血術は年間99件、食道静脈瘤治療は年間30件でした。また、内科・外科で行っている大腸ポリープ・早期大腸がんの内視鏡切除術は年間583件(入院147件)でした。
脳神経内科 | |||||||
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DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
010060xx99x40x | 脳梗塞 脳保護剤による治療 (肺炎、尿路感染等の合併症なし) | 84 | 15.06 | 16.89 | 32.14% | 77.90 | |
010060xx99x20x | 脳梗塞 リハビリテーション | 17 | 13.18 | 16.94 | 23.53% | 76.76 | |
010060xx99x41x | 脳梗塞 脳保護剤による治療 (肺炎、尿路感染等の合併症あり) | - | - | - | - | - | |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(無自覚~軽度障害)の治療 | - | - | - | - | - | |
010060xx99x50x | 脳梗塞 tPA静注療法 (肺炎、尿路感染等の合併症なし) | - | - | - | - | - |
脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)は脳神経外科と密接に連携し、SCU(脳卒中センター)においてtーPA静注療法、超急性期血栓回収療法、直達手術、各種薬物治療など適切な治療を入院時から専門的に行っています。また並行してリハビリテーションを行い、後遺症の軽減を図ります。アルツハイマー病の新薬(レカネマブ、ドナネマブ)に対し、早期認知症外来にて、当院では北陸地方で2番目に多く診療を行っております。また神経難病である多発性硬化症、視神経脊髄炎スペクトラム障害、重症筋無力症、ギラン・バレー症候群、てんかんの診療や、神経変性疾患であるパーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症などの診療を行っております。いずれも最近進歩が著しく、最新の治療を取り入れながら診療を行っております。
小児科 | |||||||
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DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
040090xxxxxxxx | 急性気管支炎、急性細気管支炎の治療 | 44 | 4.46 | 6.22 | 2.27% | 1.11 | |
040100xxxxx00x | 喘息の治療 | 44 | 4.07 | 6.38 | 0.00% | 3.25 | |
0400801199x0xx | 肺炎(1歳以上15歳未満)の治療 | 40 | 4.63 | 5.61 | 0.00% | 6.10 | |
060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎の治療 | 33 | 2.97 | 5.55 | 0.00% | 4.64 | |
030270xxxxxxxx | 上気道炎の治療 | 32 | 3.69 | 4.71 | 0.00% | 2.50 |
入院診療は主治医制をとっていますが小児科医全員で行っています。診断や治療方針は科内で相談して決定しています。 年間の入院数は約600名前後です。小児の入院で多い病気は、肺炎・気管支炎などの呼吸器感染症で、次いで感染性胃腸炎などの消化器病になります。3歳未満の入院が過半数を占めます。
外科 | |||||||
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DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
060160x001xxxx | 15歳以上の鼠径ヘルニア 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術等 | 105 | 3.98 | 4.54 | 0.00% | 71.47 | |
060335xx0200xx | 胆のう炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 101 | 4.99 | 7.05 | 0.00% | 63.50 | |
060035xx0100xx | 結腸がん 腹腔鏡下結腸切除術等 | 75 | 14.63 | 14.81 | 4.00% | 73.91 | |
060020xx02xxxx | 胃がん 腹腔鏡下胃切除術等 | 33 | 16.15 | 18.48 | 0.00% | 72.42 | |
060050xx020xxx | 肝臓がん 腹腔鏡下肝切除術等 部分切除、亜区域切除等 | 24 | 13.71 | 13.83 | 0.00% | 69.96 |
外科では、上部消化管・下部消化管・肝胆膵・血管外科のチーム毎の治療を行い、専門性の高い治療が受けられるような診療体系を実施しております。それぞれのチームが、がんの早期診断・低侵襲の腹腔鏡手術や最新の化学療法、更には退院後の患者サポートまで、きめ細やかな診療を行っています。チーム毎の実績としては、上部消化管は、年間約70例(内、腹腔鏡下手術約40例)の手術を内視鏡外科技術認定医が行っております。下部消化管は、年間約130例の大腸がん手術を内視鏡外科技術認定医・大腸肛門病学会専門医が行い、腹腔鏡手術や肛門機能を温存した手術を採用しています。また肝胆膵は、日本肝胆膵外科学会高度技能医制度認定施設に認定され、高度技能専門医2名が年間60例の高難度手術を行っております。血管外科では、脈管専門医・指導医が下肢静脈瘤に対する最新の血管内レーザー焼灼術や人工透析導入時の内シャント作成術等を行っています。
乳腺外科 | |||||||
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DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
090010xx99x4xx | 乳がん 化学療法(シクロホスファミド+塩酸エピルビシン等) | 103 | 2.75 | 3.64 | 0.00% | 54.57 | |
090010xx010xxx | 乳がん 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの) | 102 | 8.98 | 9.77 | 0.00% | 61.75 | |
090010xx02xxxx | 乳がん 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) | 50 | 5.02 | 5.50 | 0.00% | 58.82 | |
090020xx97xxxx | 乳房の良性腫瘍 摘出術等 | 17 | 3.06 | 3.94 | 0.00% | 44.76 | |
090010xx99x9xx | 乳がん 化学療法(エンハーツ) | 11 | 2.00 | 4.83 | 0.00% | 62.27 |
乳腺外科では、入院患者さんのほとんどが乳がん患者さんです。乳癌の治療は、患者さんの病態に合わせて手術・薬物治療・放射線治療を組み合わせて行います。乳癌の年間手術件数は約150件です。入院期間は術式により異なりますが、4-9日間です。また、薬物療法のうち、抗がん剤治療は原則として外来通院で受けて頂いていますが、患者さんの病態、家族構成や居住地域など患者さんの背景を考慮し入院で行う場合もあります。その場合の入院期間は2-3日間です。再発患者さんの治療も原則として外来通院で行いますが、入院を要することもあり、入院期間は病状により異なります。どの治療においても、患者さんの早期回復と退院に向けて、医師および歯科医師・看護師および看護補助者・薬剤師・理学療法士・検査技師・管理栄養士・臨床心理士など多職種によるブレストチームが患者さんのサポートに取り組んでいます。
呼吸器外科 | |||||||
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DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
040040xx02x0xx | 肺がん 胸腔鏡下手術等 | 91 | 7.59 | 9.82 | 0.00% | 68.95 | |
040040xx99040x | 肺がん 化学療法 | 33 | 3.91 | 8.16 | 0.00% | 68.52 | |
040040xx9910xx | 肺がんの検査(生検あり) | 22 | 2.14 | 3.03 | 0.00% | 70.50 | |
040200xx99x00x | 気胸の治療(胸腔ドレナージ) | 12 | 6.58 | 9.28 | 8.33% | 58.25 | |
040150xx97x0xx | 肺・縦郭膿瘍、膿胸等 胸腔鏡下膿胸腔掻把術等 | 10 | 17.20 | 28.41 | 0.00% | 72.30 |
呼吸器外科では、肺がんを中心に各種呼吸器疾患に対する外科的治療を行っています。2024年1月から12月までに実施した原発性肺がんの手術件数は66例であり、そのほかに転移性肺腫瘍23例、気胸8例、膿胸10例などがあり、年間の総手術件数は122例でした。診療を担当する医師は、呼吸器外科専門医および胸腔鏡安全技術認定の資格を有しており、手術の約8割は胸腔鏡下で行い、低侵襲で根治性と安全性の両立を目指した治療を実践しています。進行肺がんに対しては、内科や放射線科と密に連携し、手術に加えて薬物療法や放射線療法を組み合わせた集学的治療を行っています。診療にあたっては、最新のガイドラインを基本にして、患者さん一人ひとりの身体的・社会的背景に配慮した最適な治療の提供に努めています。
整形外科 | |||||||
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DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
160800xx02xxxx | 股関節大腿近位骨折 骨折観血的手術(大腿)、人工骨頭挿入術(股) | 156 | 21.87 | 25.29 | 75.64% | 83.58 | |
070230xx01xxxx | 膝関節症 人工関節置換術 (膝) | 75 | 18.33 | 21.38 | 1.33% | 74.03 | |
07040xxx01xxxx | 股関節骨頭壊死、股関節症 人工関節置換術 (股) | 55 | 18.76 | 18.76 | 1.82% | 68.76 | |
070343xx97x0xx | 腰部脊柱管狭窄症 椎弓切除術等 | 46 | 18.35 | 15.41 | 15.22% | 71.93 | |
160760xx01xxxx | 前腕の骨折 骨折観血的手術(前腕) | 25 | 3.00 | 5.95 | 4.00% | 60.72 |
整形外科では、主に日本整形外科学会専門医が診療に当たっており、更に各自が脊椎外科、関節外科、手外科・マイクロサージャリーと専門性に特化した診療を推進しております。2024年の手術実績は995例で、そのうち脊椎の手術は椎間板ヘルニア摘出術、椎弓形成術のほか内視鏡手術、椎体形成術を含めて110例、膝・股関節、関節リウマチの慢性関節疾患に対して人工関節手術は87例でした。また、手外科・マイクロでは切断肢の再接着術、有茎及び遊離皮弁等を含めた手術は213例でした。 外傷の救急受け入れにも力を入れており、四肢骨の骨折手術も数多く行っております。特に高齢者の大腿骨近位部骨折に対しては早期手術、早期リハビリテーション、そして地域連携パスを用いて、術後2週間前後での回復期の病院への転院を進めています。
脳神経外科 | |||||||
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DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
010060xx99x40x | 脳梗塞 脳保護剤による治療 (肺炎、尿路感染等の合併症なし) | 86 | 15.49 | 16.89 | 30.23% | 76.64 | |
010050xx02x00x | 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 30 | 10.00 | 11.90 | 6.67% | 80.13 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷の治療 | 25 | 6.80 | 7.99 | 8.00% | 65.04 | |
010010xx9903xx | 脳腫瘍 放射線療法 | 23 | 9.04 | 17.40 | 13.04% | 68.35 | |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(無自覚~軽度障害)の治療 | 20 | 16.30 | 18.68 | 45.00% | 69.05 |
脳神経外科と脳神経内科が密接に連携してあらゆる神経疾患の治療を行っています。脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)はSCU(脳卒中センター)においてtーPA静注療法、超急性期血栓回収療法、直達手術、各種薬物治療など適切な治療を入院時から専門的に行っています。また並行して急性期よりリハビリテーションを行い、後遺症の軽減を図ります。慢性硬膜下血腫は頭蓋骨の下の硬膜と脳との間に液体の血腫が貯留し、頭痛・麻痺・認知障害等を発症する病気です。局所麻酔で頭蓋骨に小さな穴をあける短時間の手術で治り、約1週間で退院できます。当院は癌の患者さんが多いため、転移性脳腫瘍の患者さんが多く、定位放射線治療を多数行っています。2023年からサイバーナイフを導入し、他院からの依頼も増えています。約10%の腫瘍が消失し、約80%が縮小します。 頭痛の診療にも力を入れており、頭痛専門外来や、起立性頭痛の原因となる脳脊髄液漏出症に対して硬膜外自家血注入療法を積極的に行っています。
皮膚科 | |||||||
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DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
050180xx02xxxx | 下肢静脈瘤 血管内塞栓術、血管内焼灼術 | 34 | 2.00 | 2.66 | 0.00% | 63.62 | |
080010xxxx0xxx | 急性膿皮症(蜂巣炎)の治療 | 31 | 8.84 | 12.98 | 3.23% | 74.19 | |
080020xxxxxxxx | 帯状疱疹の治療 | 21 | 7.43 | 9.33 | 0.00% | 62.67 | |
080007xx010xxx | 皮膚の良性腫瘍 摘出術等(植皮術等なし) | - | - | - | - | - | |
080090xxxxxxxx | 紅斑症の治療 | - | - | - | - | - |
皮膚科では、皮膚の表面の病気全般を診療しています。頭から足の先、爪までの痛みやかゆみ、できものなどの悩みについての相談や治療を行います。あざ、にきび、水虫、アトピー、帯状疱疹、皮膚細菌感染症さらに中程度のやけどなども当科の領域で、病気の種類や程度によって薬物治療、入院治療を行います。乾癬の治療について、当院は生物学的製剤の使用を認可されており、重症な方には状態に合わせて生物学的製剤を選択して使用できます。色素性疾患(老人性色素斑、太田母斑、異所性蒙古斑など)に効果のあるQスイッチルビーレーザーを導入しており、保険適応外の疾患は自費診療を、保険適応のある疾患では保険診療をそれぞれ行っております。
泌尿器科 | |||||||
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DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
11012xxx02xx0x | 尿管結石、腎結石 経尿道的尿路結石除去術等 | 84 | 4.13 | 5.16 | 0.00% | 65.38 | |
110070xx03x20x | 膀胱がん 経尿道的悪性腫瘍摘出術(化学療法併用) | 81 | 5.33 | 6.63 | 1.23% | 75.59 | |
110080xx03xxxx | 前立腺がん 経皮的放射線治療用金属マーカー留置術 | 43 | 2.49 | 2.59 | 0.00% | 71.63 | |
110200xx03xxxx | 前立腺肥大症 経尿道的前立腺吊上術 | 36 | 3.72 | 5.66 | 0.00% | 78.69 | |
11001xxx01x0xx | 腎がん 腹腔鏡下手術等 | 22 | 9.59 | 10.12 | 0.00% | 68.95 |
泌泌尿器科は、腎・尿管・膀胱などの尿路、精巣・前立腺などの男性生殖器および副腎の疾患を扱う診療科で、医師5名で診療しています。2024年の全手術件数は414件でした。当科は、低侵襲性治療を積極的に取り入れてきました。腹腔鏡手術は早くから取り入れており、2024年12月までに730例を超える腹腔鏡手術を行いました。2024年の腹腔鏡手術件数は39件でした。腎盂形成術、腎部分切除術、膀胱全摘除術など、難易度の高い腹腔鏡手術も多数行っています。また、前立腺癌に対しては、2023年よりサイバーナイフによる放射線治療を開始しています。前立腺肥大症に対しては、2024年より経尿道的前立腺吊り上げ術(ウロリフト)を開始しています。
産婦人科 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
120010xx99x50x | 卵巣がん、卵管がん 化学療法(アバスチン) | 66 | 3.20 | 3.96 | 0.00% | 61.38 | |
120060xx01xxxx | 子宮筋腫 子宮全摘術等 | 66 | 8.42 | 9.20 | 0.00% | 44.53 | |
120180xx01xxxx | 既往帝王切開後妊娠等 帝王切開術等 | 45 | 8.93 | 9.40 | 0.00% | 34.84 | |
12002xxx02xxxx | 子宮頸・体部がん 子宮頸部(腟部)切除術等 | 33 | 2.18 | 2.92 | 0.00% | 44.97 | |
120070xx02xxxx | 卵巣の良性腫瘍-卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 | 33 | 6.24 | 5.97 | 0.00% | 49.61 |
産婦人科は、年間 約230件の分娩および年間約300件の手術を行っております。
当院は院内の他科との連携や開業医の先生方との連携体制が整っており、産科は早産をはじめ、糖尿病、てんかん、甲状腺疾患、がんなどほとんど全ての合併症妊娠に対応可能です。また産科病棟は独立しており、安全、安心、快適をモットーとした周産期センターで熟練された産婦人科医、小児科医、助産師などのスタッフのもとで分娩が可能です。特に産後の褥婦のケアには力を入れており、福井市唯一の総合病院の受け入れを行っています。最新の情報はインスタグラムでも発信しております。
また婦人科は、手術件数、がん患者数なども県内トップレベルで、手術はお腹にも傷のつかない腟式手術を県内一行っております。またがん患者さんには、手術のみならず、PET-CT検査2台、トモセラピー2台、外来化学療法のアメニティールーム、明るく開放的な緩和ケア病棟など充実した設備のもと、婦人科腫瘍専門医の他、細胞診専門医、放射線治療医、腫瘍内科医、各種認定看護師や認定薬剤師などの人材も豊富で、訪問看護なども含めほとんど全ての患者さんのご希望に応えられる医療が提供できます。
耳鼻咽喉科 | |||||||
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DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
030250xx991xxx | 睡眠時無呼吸の検査 | 77 | 2.00 | 2.02 | 0.00% | 53.45 | |
030350xxxxxxxx | 慢性副鼻腔炎の治療 | 38 | 5.05 | 5.84 | 0.00% | 52.13 | |
030230xxxxxxxx | 慢性扁桃炎、アデノイド肥大の治療 | 29 | 6.21 | 7.35 | 0.00% | 21.10 | |
030400xx99xxxx | めまい、メニエール病等の治療 | 28 | 4.75 | 4.67 | 0.00% | 70.79 | |
030240xx99xxxx | 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎の治療 | 23 | 5.74 | 5.63 | 0.00% | 40.74 |
日本めまい平衡学会認定のめまい相談医の資格をもつ医師を中心にめまい診療を行っています。当院ではMRIをはじめ画像診断が充実しており、問題があれば脳神経外科、神経内科と連携して治療にあたります。めまいで最も多い良性発作性頭位めまい症、難治性のメニエール病の治療経験も豊富です。
突発性難聴の治療も多数行っています。近年では鼓室内ステロイド治療も試験的に行っており、比較的良好な治療成績を確認しています。
近年はアレルギーの関与の大きい好酸球性副鼻腔炎という副鼻腔炎が増えています。通常の副鼻腔炎の治療では治療困難な疾患ですが、ステロイド治療、手術治療を組み合わせて治療を行っています。
重症のアレルギー性鼻炎も増加傾向にあり、アレルギー性鼻炎に対する日帰りでレーザー治療や、重症な方には後鼻神経切断術により劇的に症状を改善させることも可能です。
夜間に呼吸が停止し、様々な病気に悪影響を与える睡眠時無呼吸症候群の診断、治療を専門外来を設けて行っております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 70 | - | 27 | 46 | - | 27 | 1 | 8版 |
大腸癌 | 103 | 54 | 54 | 82 | 28 | 54 | 1 | 8版 |
乳癌 | 82 | 122 | 46 | - | - | 31 | 1 | 8版 |
肺癌 | 119 | 44 | 78 | 77 | 24 | 66 | 1 | 8版 |
肝癌 | 18 | 23 | - | 36 | - | 144 | 1 | 8版 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
令和6年度に当院を退院した患者さんで、DPCでの医療資源を最も投入した傷病名が「○○がん」と選択された症例が集計対象です。
・初発件数、再発件数は延患者数で集計しています。
・「初発」とは、当院において、がんの診断・診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
がんの進展度にかかわらず(はじめから遠隔転移がある進行がんで見つかった場合でも)初発となります。
また、一連の治療期間中(手術後、化学療法を4クール行った後に再評価など)のくり返す入院においては、
一番初めの状態が初発であれば「初発」になり、一連の治療期間中であっても遠隔転移などを認めた場合には「再発」となります。
・「再発」には、治療がん寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合の他に、治療効果が見られず増悪した場合や、
当院・他院を問わずに初回治療が完了した後、当院にて患者さんを診察した場合も含みます。
・病期分類を確定するための精査が未実施の場合や、確定前に亡くなられた場合は「不明」となります。
・UICC病期分類に基づくStage分類を採用しています。治療前に得られた情報での分類です。
※それぞれのがん診療の特徴は集学的がん診療センターのページをご覧下さい。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 37 | 10.76 | 53.95 |
中等症 | 148 | 19.24 | 76.32 |
重症 | 31 | 24.10 | 83.29 |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
令和6年度に当院を退院した患者さんで、入院契機病名および最も医療資源病名を投入した傷病名がその中で
「肺炎、急性気管支炎(DPCコード040080)」さらにその中でICD-10コードがJ13~J18であるものが対象です。
・成人市中肺炎とは、通常の社会生活を送っている中で罹る肺炎のことで、20歳以上の患者さんを対象とします。
・誤嚥性肺炎や間質性肺炎、入院後に発症した肺炎は含みません。
・重症度は、市中肺炎ガイドラインによる重症度分類システム(A-DROP)に基づき分類しています。
分類を決定する5つの因子のうち、1つでも不明項目があると重症度は不明となります。
脳梗塞の別患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 254 | 19.55 | 78.28 | 33.09% |
その他 | 18 | 16.56 | 73.56 | 1.84% |
令和6年度に当院を退院した患者さんを対象に、脳梗塞の発症日別に集計しています。
診療科別主要手術別患者数等
(診療科別患者数上位5位まで)
内科 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K616-41 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) | 42 | 0.17 | 1.21 | 0.00% | 68.31 | |
K6113 | 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) | 13 | 14.54 | 16.92 | 0.00% | 73.54 | |
K6121イ | 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純なもの) | - | - | - | - | - | |
K616-42 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(1の実施後3月以内に実施する場合) | - | - | - | - | - | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | - | - | - | - | - |
呼吸器内科 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) | 13 | 31.08 | 37.92 | 0.00% | 79.38 | |
K6154 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他のもの) | - | - | - | - | - | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | - | - | - | - | - | |
循環器内科 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K5951 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの) | 71 | 0.58 | 2.17 | 0.00% | 71.38 | |
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) | 48 | 1.77 | 2.52 | 0.00% | 73.58 | |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) | 25 | 4.16 | 9.12 | 0.00% | 79.48 | |
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 25 | 3.84 | 5.44 | 0.00% | 79.16 | |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞に対するもの) | 19 | 0.05 | 19.63 | 0.00% | 64.05 |
消化器内科 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 161 | 3.23 | 7.09 | 0.00% | 79.19 | |
K6152 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) | 76 | 1.11 | 6.16 | 0.00% | 75.83 | |
K721-4 | 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 71 | 0.30 | 2.24 | 0.00% | 70.04 | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術) | 40 | 0.00 | 7.03 | 0.00% | 75.13 | |
K6871 | 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの) | 34 | 1.53 | 3.73 | 0.00% | 73.35 |
外科 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 105 | 0.83 | 3.21 | 0.00% | 63.76 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 70 | 1.01 | 2.00 | 0.00% | 69.67 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 62 | 1.66 | 13.11 | 0.00% | 72.66 | |
K6335 | ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) | 36 | 0.83 | 2.06 | 0.00% | 74.69 | |
K6113 | 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) | 29 | 1.55 | 6.17 | 0.00% | 66.52 |
乳腺外科 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K4763 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) | 53 | 1.30 | 5.94 | 0.00% | 62.49 | |
K4762 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) | 51 | 1.00 | 3.08 | 0.00% | 59.29 | |
K4765 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの) | 38 | 1.00 | 8.03 | 0.00% | 59.45 | |
K4742 | 乳腺腫瘍摘出術(長径5センチメートル以上) | 12 | 1.00 | 1.25 | 0.00% | 47.42 | |
K4764 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))) | - | - | - | - | - |
呼吸器外科 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K514-23 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの) | 39 | 1.05 | 5.28 | 0.00% | 70.21 | |
K514-22 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) | 29 | 1.00 | 5.21 | 0.00% | 69.69 | |
K5143 | 肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) | 12 | 1.08 | 6.58 | 0.00% | 65.92 | |
K514-21 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) | - | - | - | - | - | |
K496-4 | 胸腔鏡下膿胸腔掻爬術 | - | - | - | - | - |
整形外科 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K0821 | 人工関節置換術(膝)(股) | 130 | 1.18 | 16.51 | 0.77% | 71.72 | |
K0461 | 骨折観血的手術(大腿)(上腕) | 126 | 1.62 | 18.69 | 66.67% | 80.46 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 48 | 2.48 | 17.13 | 83.33% | 83.44 | |
K1425 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) | 48 | 1.06 | 15.52 | 18.75% | 71.15 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕)(下腿) | 43 | 0.35 | 8.21 | 16.28% | 57.84 |
脳神経外科 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 33 | 0.49 | 8.70 | 6.06% | 80.27 | |
K1692 | 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) | 13 | 2.62 | 15.92 | 23.08% | 63.62 | |
K1643 | 頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内) | - | - | - | - | - | |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) | - | - | - | - | - | |
K1642 | 頭蓋内血腫除去術(開頭)(硬膜下) | - | - | - | - | - |
皮膚科 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K617-6 | 下肢静脈瘤血管内塞栓術 | 18 | 0.00 | 1.00 | 0.00% | 63.00 | |
K617-4 | 下肢静脈瘤血管内焼灼術 | 16 | 0.00 | 1.00 | 0.00% | 64.31 | |
K0151 | 皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術(25cm2未満) | - | - | - | - | - | |
K0062 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) | - | - | - | - | - | |
K0052 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) | - | - | - | - | - |
泌尿器科 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) | 90 | 1.17 | 3.44 | 1.11% | 75.86 | |
K7811 | 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) | 84 | 1.02 | 2.19 | 0.00% | 65.24 | |
K007-2 | 経皮的放射線治療用金属マーカー留置術 | 44 | 0.50 | 1.00 | 0.00% | 72.00 | |
K773-2 | 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 | 37 | 1.00 | 7.76 | 0.00% | 71.19 | |
K841-6 | 経尿道的前立腺吊上術 | 36 | 1.06 | 1.67 | 0.00% | 78.69 |
産婦人科 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K877 | 子宮全摘術 | 64 | 1.00 | 6.56 | 0.00% | 49.94 | |
K8982 | 帝王切開術(選択帝王切開) | 47 | 1.47 | 6.94 | 0.00% | 35.15 | |
K8882 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの) | 33 | 0.97 | 4.27 | 0.00% | 49.55 | |
K867 | 子宮頸部(腟部)切除術 | 31 | 0.00 | 1.13 | 0.00% | 45.19 | |
K8981 | 帝王切開術(緊急帝王切開) | 27 | 2.37 | 7.07 | 0.00% | 34.59 |
耳鼻咽喉科 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
K340-5 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) | 29 | 0.93 | 3.07 | 0.00% | 49.69 | |
K3772 | 口蓋扁桃手術(摘出) | 29 | 0.48 | 3.07 | 0.00% | 31.48 | |
K309 | 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 | 14 | 0.93 | 2.29 | 0.00% | 11.71 | |
K347-5 | 内視鏡下鼻腔手術1型(下鼻甲介手術) | 11 | 1.00 | 2.91 | 0.00% | 51.36 | |
K4611 | 甲状腺部分切除術、甲状腺腫摘出術(片葉のみ) | 11 | 1.00 | 4.09 | 0.00% | 54.36 |
その他
(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | 13 | 0.14% | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 37 | 0.39% |
異なる | 20 | 0.21% | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 17 | 0.18% |
異なる | - | - |
この指標は、医療の質に資するため、臨床上0にはなりえないものの、
少しでも改善すべきものとして、播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌症、手術・処置等の合併症について
入院契機病(入院のきっかけとなった傷病)との同一性の有無を区別して対象患者数と発生率を示したものです。
手術・処置等の合併症のほとんどは、透析のシャント閉塞で血栓除去を行うもので、長年透析を行う過程では起こり得るものです。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数(分母) | 分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数(分子) | リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率 |
---|---|---|
1,654 | 1,602 | 96.86% |
リスクレベルが「中」以上の手術は、「肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドライン(2017年改定版)」(日本循環器学会等)に準じて抽出しています。予防対策には、弾性ストッキングの着用、間欠的空気圧迫装置の使用、抗凝固薬療法などが含まれます。当院では診療科の術式別および患者状態毎にリスク評価を行い、リスクレベルに応じた推奨予防策を実施しています。
血液培養2セット実施率
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数(分母) | 分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日 までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数(分子) |
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率 |
---|---|---|
689 | 572 | 83.02% |
転倒・転落発生率
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
退院患者の在院日数の総和もしくは入院患者延べ数(分母) | 退院患者に発生したインシデント 影響度分類レベル3b以上の転倒・転落の発生件数(分子) |
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率 |
---|---|---|
126,336 | 8 | 0.01% |
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率率
全身麻酔手術で、予防的抗菌薬投与が実施された手術件数(分母) | 分母のうち、手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬が投与開始された手術件数(分子) | 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率 |
---|---|---|
1,647 | 1,645 | 99.88% |
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
退院患者の在院日数の総和もしくは 除外条件に該当する患者を除いた入院患者延べ数(分母) |
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡)の発生患者数(分子) | d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率 |
---|---|---|
124,618 | 68 | 0.05% |
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
65歳以上の退院患者数(分母) | 分母のうち、入院後48時間以内に 栄養アセスメントが実施された患者数(分子) |
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合 |
---|---|---|
5,927 | 4,450 | 75.08% |
身体的拘束の実施率
受診について
年齢は、入院した時点での年齢で集計しています。