主な疾患

流行性角結膜炎

流行性角結膜炎とは

流行性角結膜炎とは、俗に言う『はやり眼』のことで、アデノウイルスによる感染が原因となる感染力が非常に強い病気です。潜伏期間は5日~2週間と長めで、接触により他の人にも感染します。結膜(白目)が炎症をおこし充血するだけではなく、角膜(黒目)にも炎症が起きて混濁する場合があります。

眼症状

めやにが出る、涙が出る、まぶしい、充血する、目がころつく、まぶたが腫れるなどの症状が現れます。

全身症状

耳の前にあるリンパ節が腫れて、痛みを伴う場合があります。

治療

抗菌薬の点眼やステロイド薬の点眼をします。

感染対策

発症後1週間は感染力が非常に強く、多くは手を介しての接触感染です。
以下のことに気を付けて感染を防ぎましょう。

  • 手洗いを十分行いましょう。感染していない家族も手洗いを徹底しましょう。
  • 目を触らないように気を付けましょう。
  • ハンカチやタオルは使用せず、眼脂や涙はティッシュペーパーで拭き取ってゴミ箱に捨てるようにしましょう。
  • 洗濯は家族と別にし、日干ししましょう。
  • お風呂は最後に入りましょう。
  • 点眼薬は自分専用とし、家族に同じ症状が出ても同じものを使用せず、必ず眼科受診をしましょう。
  • 点眼薬は症状のある目だけにしましょう。(点眼瓶を介して他の目も感染する可能性があります。)
  • 学校伝染病に指定されていますので、保育園や学校は治るまで休みましょう。
  • 大人の場合も感染を広げないために、治るまで出社は控えましょう。
  • 医師の許可があるまで治療を続けましょう。

診療科

受診について

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