主な疾患

黄斑円孔

黄斑円孔とは

黄斑円孔とは、網膜の中心部の黄斑に穴(孔)があいてしまう病気です。穴自体はとても小さなものですが、最も視力に関係がある部分にできるため、視力に大きな影響があらわれます。



症状

病態の進行により症状は異なります。

ステージ1
加齢によってまず硝子体が前方に収縮し移動します。その際に黄斑部が硝子体に引っ張られて、前方に浮き上がり内部に空洞が形成されます。
この段階で格子模様などを見る、部分的に歪んで見えるなどの症状が自覚されることがあります。(リンクよりチェックできます)



ステージ2
黄斑部が更に引っ張られて、一部が破れて弁のようになった状態です。視力が低下し、物が歪んで見えます。



ステージ3
弁のようになっていた網膜が外れて分離すると、円孔が完成しステージ3となります。
この状態になると視野の真ん中だけが見えなくなり、視力は0.1ぐらいに低下します。



治療

通常、自然に閉鎖する事や薬物で良くなることは無いので、硝子体手術が必要となります。
ほとんどの場合、手術により円孔は閉鎖し視力は改善しますが歪みが残ることがあります。


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