主な疾患

くも膜下出血

くも膜下出血の治療


くも膜下出血は脳の表面の血管にできた瘤が破れて脳の表面に出血が広がる病気です、病院に来られた段階では動脈の瘤からの出血は血の塊でかろうじて止まっています。しかしそのままにしておくとすぐにまた破れて再出血を起こします。再出血が起きるとより重症となり、命の危険性もあるため、早期に動脈の瘤を処理する治療が必要です。手術を行って、動脈の瘤に専用のクリップをかけてつぶしてくるか、あるいは細いカテーテルを動脈の瘤まで入れて、内部をコイルという柔らかい金属の塊で埋めてくる治療が必要となります。



脳はくも膜で袋状の覆われており、内部は髄液で満たされています。動脈瘤は脳の表面の血管にできた瘤で、それが破れて脳の表面に出血が広がるのがくも膜下出血です。


くも膜下出血後の合併症


くも膜下出血の患者さんは動脈瘤の治療が終わっても、その後に脳血管攣縮や水頭症が合併することがあります。

脳血管攣縮は脳の血管が縮んで細くなる現象で、くも膜下出血を起こして主に4日目から2週間後にかけて発症してきます。細くなるのが限度を超えますと脳の血流が少なくなり脳梗塞になってしまい、後遺症の原因となります。治療は様々な点滴や飲み薬を使用したり、状況によっては特殊なカテーテルで細くなった血管を機械的に広げたり、血管を広げる薬を直接、細くなった動脈に投与することがあります。

水頭症は脳の中の脳室に髄液が貯留してしまい、脳が圧迫される現象です。くも膜下出血を起こして主に1ヶ月から2ヶ月にかけて発症してきます。髄液は1日約500mLが脳室内で産生され、脳の表面を循環し、脳の表面で吸収されています。ところがくも膜下出血を起こすと脳の表面に広がった出血が影響を及ぼし、髄液の吸収が悪くなります。そうしますと吸収され切らない髄液が脳室内に貯まり、脳室が拡大し脳を圧迫することになります。水頭症になったら手術;脳室—腹腔短絡術、または腰椎—腹腔短絡術といい、脳室や腰椎のくも膜下腔から腹腔まで細いチューブ(ボールペンの芯ほどの太さ)を通す手術が必要となります。


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