メディカルカフェ
第17回
- 開催日 :
- 2012.12.07
- 講師 :
- 看護副部長 脇和枝
- 参加人数:
- 18人(男性:7人 / 女性:11人)

【講座詳細】ミニ講義「在宅治療など地域の医師とのつながり方」
在宅医療とは、『患者さんのご自宅(在宅)で行う治療』で、悪性腫瘍、脳疾患 、整形疾患、呼吸器疾患などで、特別制限はありません 。主な在宅療養は、
- 呼吸補助療法
- 栄養補助療法
- 排泄補助療法
- 在宅注射療法
- 補助腎臓療法
など幅広く病院の治療とあまり変わりありません。在宅医は、定期的・計画的な診療(多くは月に2〜4回)により、病状管理を行います。また、容態悪化時には随時訪問し診療も行います。(訪問診療または往診)
24時間365日体制で、往診や訪問看護を行い、地域で主たる責任をもって診療に当たる診療所を在宅支援診療所といいます。福井県における在宅療養支援診療所は現在53診療所で、(※歯科は現在33歯科診療所)あり、全国平均よりも上まわっています。
当院ではかかりつけ医と病院担当医師による、「二人主治医制」を推奨しています。「かかりつけ医」は日常的な診療や健康管理等を行ってくれる身近なお医者さんです。「かかりつけ医」をもつと
- ●身体をよく把握し、様々な病気を総合的に管理する
- ●地域や家庭の状況も把握し、適切なアドバイスがもらえる
- ●あなたと病院をつなぐかけはしとなる
- ●かかりつけ医から当院へ紹介されると、優先的に検査予約や診察ができる
等のメリットがあります。 急性期から在宅まで、切れ目のない、患者さんを中心とした地域のチーム医療を安心して受けるためにも、地域連携を頭にいれてよりよい、自分に合った治療を受けることができるとよいでしょう。
-
本日の講師:脇副部長
-
手作りのクリスマスツリー
-
サプライズの人形劇!!
- スタッフからの一言
- 今年最後のメディカルカフェは19名の参加がありました。予定があるけど顔を見せに来たと立ち寄って下さる方もおられ本当に嬉しいことです。午後にはサプライズで患者さんによる人形劇の披露がありとても盛り上がりました。私は残念ながら見られなかったのですが・・・。次回は絶対見逃さないと心に決め、楽しみに待ちたいと思います。