メディカルカフェ
第33回
- 開催日 :
- 2014.04.04
- 講師 :
- スヴェンソン 白藤明美
- 参加人数:
- 21人(男性:10人 / 女性:11人)

【講座詳細】化学療法中のお化粧や髪のお手入れについて
外観の変化を伴う副作用に関してはどなたも不安が沢山お有りなのではないでしょうか。
あらかじめ正しい知識があることでその変化を受け止めやすくなり、また準備や心構えができることで不安が解消されることでしょう。
「抗がん剤治療」と「脱毛」
抗がん剤を投与してから一般的におよそ2~3週間前後から髪の毛が抜け始めます。また、発毛の過程は人それぞれですが、治療終了後から発毛し始め、8か月~1年位でショートスタイル程度に回復します。お手入れ方法や治療の内容により回復状況は変わりますが、正しいシャンプー方法を身につけしっかりきれいな髪をはやしましょう。
「化学療法治療中の正しいシャンプー方法と手順」
- まずお湯でしっかり流す。
- シャンプーは手のひらでよく泡立ててから載せる
- 髪の毛を洗うのではなく頭皮を洗う。指をあて頭皮を動かすつもりでもみ洗い。
- 毛先に泡を通すように指をすべらせる。
- トリートメントやリンスは地肌につけない
- すぐにしっかり乾かす。
※頭皮のマッサージや育毛剤の塗布は血行を促進することになるので治療中は避けて下さい。
-
スヴェンソン 白藤さん
-
ウイッグコーナー
-
気になる頭皮の状態・・・
- スタッフからの一言
-
桜が咲き春の訪れを感じる4月にも関わらず、冬に逆戻りかと思うほどの悪天候。そんな中でも21名もの方が参加して下さいました。新たなボランティアの方、乳腺外科からは笠原先生も参加して下さいました。いろいろな出会いは本当に嬉しいものです。
ミニ講義は脱毛のケアについてでした。こんな時どうしたらよいなどの質問もあり、日常の生活の中での具体的な問題を話し合うことができました。