メディカルカフェ
第66回
- 開催日 :
- 2017.1.06
- 講師 :
- がん化学療法認定看護師 藤田弘子
- 参加人数:
- 19人(男性:5人 / 女性:14人)

【講座詳細】腫瘍マーカーについて
腫瘍マーカーとは、がん細胞の目印(マーカー)になる物質の総称です。物質の量や種類により腫瘍の存在を知る手掛かりとなります。その中には特定の臓器のがんに反応するものもあれば、さまざまな臓器のがんに反応するものもあります。
診断は、複数の腫瘍マーカーを組み合わせたり、血液検査や画像検査、病理検査(生検)など、ほかの検査結果を総合的にみて検討します。早期では腫瘍マーカー値が正常な場合もあります。がんを早期発見するためというより、 がんを診断していくうえの一つの補助的な検査、あるいは治療していくうえでの経過観察の検査としての意味合いが強いのです。検査方法は、血液や尿で調べますが、 施設の検査方法で基準値に違いがあります。(※当院の検査方法:CLIA法)
腫瘍マーカー検査は、診断を最終 目的とした多くの検査の一つとしておこなうものです。腫瘍マーカー値の上下のみでがんの存在、病態の悪化や回復を判断できるものではないことをご理解下さい。



手作りおせち

手作りのメディカルカフェのオーナメントを頂きました!Fさんいつもありがとうございます

2017年1月〜国立がん研究センターの「認定がん相談支援センター」に認定されました
- スタッフからの一言
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新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。2017年最初のメディカルカフェは快晴に恵まれ、大勢の方が来て下さいました。いつも患者さんのためにと手編みパットのちあぱいをご提供くださるMさんによる、ちあぱい作成教室も開催され賑やかなひと時になりました。物作りを通じて輪が広がっていくのを感じました。