メディカルカフェ

第11回 

開催日 :
2012.06.01
講師  :
真木康至
参加人数:
17人(男性:4人 / 女性:13人)


【講座詳細】直腸がんになって・・・

49歳で直腸がんの手術をし、人工肛門造設及び閉鎖手術体験しました。それまで仕事に追われる日々でしたので、「がん」と初めて診断されたときの気持ちは正直「休める」。という気持ちでした。
治療中苦しいこともありましたが、経過を事前に医師から聞いていたので我慢することができました。
インターネットで、自分と同様の症状等を探し、かえって不安になったこともありました。そんな不安な思いをしたからこそ、皆さんに還元したいと思い今こうして体験談をお話しています。
がんになって「人生において人に起こることは、自分にも起こる。他人ごとではない。」ということを痛感しました。
また家族はかけがえのないものということが分かりました。仕事は自分がいなくてもなんてことありませんが、家族はそうではありませんから。
現在は、有意義な人生の為にチャレンジすることにお金をかけるようになりました。優先順位を付けやりたいことをしています。絵を描いたり、妻と展覧会を開催したり、ソバ打ちをしたり、家族に感謝し、極力家族で行動するようにしています。
これからも少しでも皆さんのお役に立てるのであれば自分の体験をお話していきたいと思います。


手作りの紙芝居での講義

絵画やそば打ち等多趣味な方です。

展示コーナバージョンアップ!


スタッフからの一言
今回のミニ講義は患者さんの体験談でした。がんになった時の気持ち、がんになってからの変化などを話していただきました。
参加希望の事前のお問い合わせも多く関心の高さが感じられました。
講義の後テーブルを囲んでの参加者同士の語らいもありそれぞれの思いを話し合いました。
性別、年齢を問わずがんという共通の体験を通じて本音で語り合える時間になりました。

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