前立腺がん

前立腺がんについて

男性が気をつけたい 前立腺がん

がん疾患名

前立腺がん

50歳以降の男性に置く加齢とともに増加

前立腺がんは50歳以降の男性に多く、特に70歳以上で増加傾向にあります。また、1980年から2000年の20年間で死亡数は約4.3倍、罹患数は約5.8倍に増加しており、2020年には肺がんに次いで第2位の罹患数になると予測されています。 前立腺がんが増加傾向にあるのは、診断技術の進歩に伴い従来見つかりにくかった早期のがんが発見されやすくなったことも関係しています。 前立腺がんの診断精度を高めたのがPSA検査です。PSAとは前立腺で作られるたんぱく質の一種で、血液中に含まれるPSA値が高いほど前立腺がんの可能性が高くなります。PSA値は簡単な血液検査で測定でき、前立腺がんの早期発見に行こうな検査方法として普及しています。 前立腺がんの大半は小さくおとなしいがん(ラテントがん)ですが、数%が大きくなり悪さを始めます。早期では自覚症状がなく、進行するのに伴い、

  • ●尿が出にくい
  • ●残尿感がある
  • ●排尿時に痛みを伴う
  • ●尿や精液に血が混じる

といった自覚症状が現れます。これらの自覚症状は前立腺肥大症にも見られ、症状だけでがんかどうかを識別することは困難です。定期的に検査を受けることが、早期発見・早期治療につながります。

年齢、進行度に応じた前立腺がんの治療法

前立腺がんの主な治療法には前述した手術療法のほかに、放射線療法、内分泌療法があります。がんの進行度や悪性度、患者さんの年齢、全身状態や合併症の有無を考慮し、患者さんの希望をお聞きしたうえで治療法を決定していきます。

手術療法(前立腺全摘除術)
早期であれば根治の可能性が最も高い治療法。がんが前立腺内にとどまる限局がんでは、第一選択となります。ただし、他の治療に比べると身体的な負担が大きく、主に75歳以下の患者さんに用いています。
放射線療法
当院ではトモセラピーを使った放射線治療を行っています。トモセラピーは、がんの形に応じてピンポイントで放射線を照射することができるので、近接する直腸を避け、前立腺のがんを狙い撃ちすることが可能。高い治療効果が期待できます。トモセラピーは限局性のがんが対象で、手術が難しい場合や希望されない場合、また疼痛緩和などに用いられます。
内分泌療法(ホルモン療法)
前立腺がんは男性ホルモンの影響で進行します。この性質を利用し、男性ホルモンの分泌を抑えることでがんをコントロールする治療法です。男性ホルモンの分泌を抑えるには、精巣から男性ホルモンを出さなくする注射や抗男性ホルモン剤(飲み薬)を使う、精巣を除去するなどの方法があり、転移のある場合や前立腺全摘除術が難しい場合に用いられます。
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