

アピアランスケア (外見の変化のケア)とは

アピアランスケアとは、がんやその治療に伴う外見の変化に対する支援のことをいいます。外見の変化は身体的苦痛だけではなく、社会生活を送るうえでも心理的な負担が生じます。福井県済生会病院では「患者さんの立場で考える」の理念のもと、患者さんの外見の変化による苦痛や負担を出来るだけ軽減し、社会とのつながりの中で、自分らしさを大切にした生活が送れるように支援します。
がんの治療で外見の変化がみられても、自分で気にならなければそのままで過ごすことも問題ありません。アピアランスケアは、患者さん自身が必要と感じたときにおこないます。
アピアランスケア(外見の変化のケア)の方法
がんの治療によっておこる外見の変化の困りごとには、脱毛(頭髪、まゆ毛、まつ毛など)や爪・皮膚の変化があります。手術後の変化では、乳房切除、人工肛門などです。がん治療中には、上・下肢のリンパ浮腫が気になることもあります。
アピアランスケア(外見の変化のケア)の相談
支援の流れ
相談窓口:がん相談支援センター
直通TEL0776-28-1212
相談時間:平日 8:30~17:00(土・日曜日、祝祭日を除く)
相談場所:南館1階 集学的がん診療センター内 がん相談支援センター
相談内容により必要時、専門分野の看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーにお繋ぎいたします。