C型肝炎撲滅が見えてきた日本! 世界肝炎デー 7月28日
- 肝臓川柳
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撲滅へ 目標達成 せなあかんで~
(せなあかんで~…あかんで~…かんで~…かんえんで~…肝炎デー)
WHOは2016年に、4つの数値目標(診断90%、治療率80%、新規感染発生率90%減、死亡率65%減)達成による肝炎撲滅を2030年までに行うと世界中に宣言しました
日本は、世界に名だたる国を挙げた肝炎対策とDAA治療の普及により、2030年までのC型肝炎撲滅宣言達成が可能と予想されています
B型肝炎は、日本独自の1986年から開始した母子感染防止策、2016年から開始したHBVユニバーサルワクチン、核酸アナログ製剤治療の普及により、死亡率65%減は困難予想も撲滅宣言達成に向かっています
しかし、真の撲滅には、まだまだすべての肝炎患者の受験・受診・受療を進めなければなりません
今年も7月28自の世界肝炎デーをきっかけにさらに肝炎撲滅に向けて邁進しましょう
- これだけ覚えておいて損はない!
今回のポイント -
WHOが宣言した肝炎撲滅の目標ですが、日本は国を挙げた肝炎対策等により
目標達成が可能と予想もされています。
しかし真の撲滅のためには、まだまだすべての肝炎患者の受験・受診・受療を
勧めなければなりません(文:肝疾患センター長 野ツ俣 和夫)
2023.7.25 更新