今年も世界肝炎デー(7月28日) 2030年ウイルス肝炎撲滅宣言の実現へ!
- 肝臓川柳
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撲滅へ 啓発してかな あかんねんで~
(あかんねんで~…かんねんで~…かんえんで~…(世界)肝炎デー)
7月28日は、ウイルス肝炎(B型・C型肝炎)のまん炎防止と
差別・偏見の解消や感染防止の推進を図ることを目的として、
肝炎に対する啓発活動等の実施を提唱した“世界肝炎デー”です
ウイルス肝炎診療の進歩は目覚ましいものの、
日本でもまだ最近の情報データベース(NDB)から推計した
肝炎ウイルス感染者は191万~250万人いると言われています。
WHOは2016年に2015年と比較して、
2030年までにウイルス肝炎の発生率の90%減少、
死亡率の65%減少すると定義された肝炎撲滅宣言をしましたが、
世界の中で達成可能とされている8か国に日本が入っています。
日本は、世界に誇る肝炎対策基本法や基本指針に基づいた
国を挙げての多くの対策がなされていますが、
まだまだ肝炎ウイルス未検査者や、
未受診・未受療のウイルス陽性者が多くいます。
日本全国民に意識していただくための取り組みが日本各地で続いています。
★総合受付前待合フロアで肝炎啓発のポスター展を行う
★来院者に無料肝炎ウイルス検査の勧奨、家族や知人への検査勧奨を依頼
場所:福井県済生会病院内 総合受付前待合フロア、外来各ブロック
日時:令和4年7月28日(木)9:30~11:00(パネル展は7月25日~29日)
- これだけ覚えておいて損はない!
今回のポイント -
7月28日は世界肝炎デー!
ウイルス肝炎(B型・C型肝炎)のまん炎防止と
差別・偏見の解消や感染防止の推進を図ることを目的として、
肝炎に対する啓発活動等の実施を提唱しています。(文:福井県肝疾患診療連携拠点病院 肝疾患センター長 野ツ俣 和夫)
2022.7.26 更新