福井県済生会病院（肝疾患診療連携拠点病院） 肝疾患センター

オリンピック開催、新型コロナウイルス感染症など大変騒々しい中ですが、

今週7月28日は、“世界肝炎デー”です。

世界では、現在B型肝炎ウイルス感染者が約3億5000万人、
C型肝炎ウイルス感染者が2億人近くいますが、
世界保健機構（WHO）は、
2010年にウイルス肝炎の蔓延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や
感染防止の推進を図ることを目的として 7月28日を“世界肝炎デー”と定め、
肝炎に関する啓発活動などの実施を提唱しています。
またWHOは2030年までにウイルス肝炎撲滅を宣言しています。世界肝炎デーの週は毎年様々なキャンペーンを行っています。

福井県では、今年は、福井県済生会病院（拠点病院）内で、
無料肝炎ウイルス検査啓発イベントを行うことになりました。
パネル展、検査勧奨、無料肝炎ウイルス検査を実施します。

本日7月26日（月）より7月30日（金）まで：午前9時30分～11時00分

日本では、ウイルス肝炎の検査、治療が進んでいますが、
まだまだ、感染を知らずにあるいは放置している間に
慢性肝炎から肝硬変、肝癌に進行してしまう方が大勢います。