肝トピックス

C型肝炎治療新規経口剤続々登場 そろそろ最終?

肝臓川柳

『 難治例 新薬治療を 始めるし 』

(始めるし…はじめるし…はじめんるし…はじめんし…ジメンシー)

3年前より、新しいC型肝炎治療薬として、経口DAA製剤が登場し、
現在までにC型肝炎 ゲノタイプ1型は4種類、
ゲノタイプ2型は2種類ありますが、
今年2月15日にゲノタイプ1型に対して5番目になる経口DAA剤“ジメンシー”が
ブリストルマイヤーズ社から発売されました。

ウイルスを抑える3カ所(NS3、NS5A、NS5B)すべての阻害剤成分が入っており
(これまでは2カ所の組み合わせのみ)、強力な抗ウイルス作用があります。
副作用で肝障害の頻度がやや高く注意が必要ですが、
他の経口DAA剤で効かなかった例にも効果があるようです(虎の門病院の市販後データ)
セカンドラインの治療としてあるいは難治例に対して重宝されそうです。

今年中にパンジェノタイプ(1型にも2型にも適応あり)のきわめて効果の高い新薬が
もう一つ発売される予定ですが、C型肝炎経口DAA剤ラインアップもそろそろ終わりの様です


これだけ覚えておいて損はない!
今回のポイント

ゲノタイプ1型に対して5番目になる経口DAA剤“ジメンシー”が
ウイルスを抑える3カ所すべての阻害剤成分が入っており強力な抗ウイルス作用がある
他の経口DAA剤で効かなかった例にも効果があるようです
今年中にパンジェノタイプのきわめて効果の高い新薬が発売予定ですが、
C型肝炎経口DAA剤ラインアップもそろそろ終わりの様です

(文:福井県肝疾患診療連携拠点病院運営委員会  野ツ俣 和夫)

2017.4.25 更新

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