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| 泌尿器科の主な疾患について紹介いたします。 【腎結石・尿管結石】 当科は平成元年に福井県で最初に体外衝撃波結石破砕(ESWL)装置が設置され、平成18年に3台目となる新型ESWL装置が設置されました。腎結石・尿管結石の患者さんに先端的な体外衝撃波結石破砕術(ESWL)治療を行ってきており、平成18年末までに約3700例の患者さんにESWL治療を行ってきました。腎結石や尿管結石のESWL治療は原則として外来通院で行っています。平成18年のESWL例数は174例でそのうち116例(67%)が外来治療でした。 【前立腺肥大症】 前立腺肥大症の治療は、初期の状態では内服薬による治療を行い、病状が進行し内服薬で効果がない場合は内視鏡による経尿道的前立腺切除術(TUR-P)を経験豊富な医師が行っています。平成18年のTUR-P例数は51例でした。 【腹圧性尿失禁】 女性の泌尿器科疾患の患者さんが気軽に受診できるように、平成17年に女性診療センターが院内に開設されたのに伴い、女性泌尿器科もその中に開設しました。 平成8年よりコンチネンス体操教室(骨盤底筋体操)を毎週水曜日の11時より行っています。尿失禁の軽い症状では内服薬と体操で治療を行い、症状が強い場合はTVT手術を行っています。 【腎癌】 当科は腎癌・膀胱癌・前立腺癌など泌尿器科悪性腫瘍の治療にも力を入れて取り組んでいます。また、新しい手術法である腹腔鏡下手術にも積極的に取り組んでおり、副腎および腎疾患に対し平成19年10月までに80例の手術を行っています。腹腔鏡下手術は傷が小さく、術後回復が早いというメリットがありますが、誰にでもできる手術ではなく高度な技術が必要です。当科は泌尿器科腹腔鏡手術の技術認定を受けた医師が執刀・指導を行っています。 腎癌に対して今までの開腹手術に加え、腹腔鏡による手術を平成17年より本格的に開始しました。現在は通常の腎癌は原則として腹腔鏡下腎摘除術を行っており、腎を温存する腎部分切除術は開腹手術で行っています。平成18年は腎癌20例のうち14例が腹腔鏡下腎摘除術でした。 【膀胱癌】 表在性の膀胱癌に対しては内視鏡による経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)が行われ、進行性の膀胱癌には膀胱全摘除術が行われます。膀胱全摘除術後の尿路変向術として通常は回腸導管が行われますが、採尿袋の貼付が不要な自排尿型回腸新膀胱を平成6年より適応のある方に造設しています。平成18年はTUR-Btが53例で、膀胱全摘除術が13例でした。 【前立腺癌】 検診などでPSA(前立腺特異抗原)の高値を指摘された方に前立腺生検を外来的に行い、前立腺癌の有無を検査しています。平成18年は前立腺生検が182例行われ前立腺癌は52例発見されました。治療としてはホルモン治療を受けられる方が多く、根治的前立腺全摘除術が22例で、放射線治療が8例でした。 |
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