トップ 患者さん 医療機関の方 健診センターのご案内 職員募集 病院の紹介
診療科のご案内 外来受診のご案内 入院のご案内 各種ご相談 セカンドオピニオンについて 各種教室のご案内 院内施設のご案内
トップ > 患者さんトップ > 診療科のご案内 > 泌尿器科
泌尿器科
泌尿器科
特徴診療スタッフ紹介担当医スケジュールフロアガイド
泌尿器科常勤医師6人で
診療に取り組みます


泌尿器科は腎・尿管・膀胱・尿道の尿路、精巣(睾丸)・精巣上体(副睾丸)・精管・前立腺・陰茎の男性生殖器および副腎の疾患を扱う診療科で、泌尿器科常勤医師6人で診療にあたっています。
休診情報はこちら
当科は内視鏡手術やESWLなどの低侵襲性手術を積極的に取り入れてきました。腹腔鏡手術も早くから取り入れており、2013年12月までに328例の腹腔鏡手術を行いました。また腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術の施設認定を取得しており腹腔鏡下前立腺全摘除術の保険診療が可能です。2013年は表のごとく下記手術の約90%が腹腔鏡手術でした。
術式/年 2010 2011 2012 2013
副腎摘除術 3 / 02 / 01 / 02 / 0
腎摘除術 9 / 411 / 58 / 412 / 3
腎部分切除術 13 / 37 / 411 / 47 / 1
腎尿管全摘除術 9 / 26 / 210 / 017 / 0
腎盂形成術 0 / 02 / 12 / 00 / 1
前立腺全摘除術 0 / 1215 / 2 19 / 521 / 1
後腹膜腫瘍 1 / 12 / 10 / 00 / 0
合計 35 / 2245 / 1551 / 1359 / 6
(腹腔鏡手術の症例数 / 開腹手術の症例数)

【腎結石・尿管結石】
当科は平成元年に福井県で最初に体外衝撃波結石破砕(ESWL)装置が設置され、平成18年に3台目となる新型ESWL装置が設置されました。腎結石・尿管結石の患者さんに先端的な体外衝撃波結石破砕術(ESWL)治療を行ってきており、2010年末までに約4400例の患者さんにESWL治療を行ってきました。腎結石や尿管結石のESWL治療は原則として外来通院で行っています。2012年のESWL件数は150例、2013年は113例でした。また近年軟性尿管鏡とレーザーを使った経尿道的腎尿管結石摘出術(f-TUL)も積極的に行っています。2013年の経尿道的尿管結石摘出術は27例でした。

【前立腺肥大症】
前立腺肥大症の治療は、初期の状態では内服薬による治療を行い、病状が進行し内服薬で効果がない場合は内視鏡による経尿道的前立腺切除術(TUR-P)を経験豊富な医師が行っています。手術件数は薬物療法の進歩のため年々減少しており2013年の手術件数は22例でした。

【腹圧性尿失禁、骨盤臓器脱】
女性の泌尿器科疾患の患者さんが気軽に受診できるように、平成17年に女性診療センターが院内に開設されたのに伴い、女性泌尿器科もその中に開設しました。
平成8年よりコンチネンス体操教室(骨盤底筋体操)を毎週水曜日の11時より行っています。尿失禁の軽い方では内服薬と体操で治療を行い、症状が強い場合は尿失禁手術(TVTまたはTOT)を行っています。さらに骨盤臓器脱に対しては、メッシュを用いたTVM手術を行っています。2013年の尿失禁手術は6例、TVM手術は4例でした。なお、2014年4月より、TVM手術のパイオニアであり女性泌尿器科疾患症例数が日本ではトップクラスの病院で研修した医師が診療します。今後、尿失禁手術、TVM手術に加え、腹腔鏡下膣仙骨固定術(LSC)も施行可能となりました。

【副腎腫瘍】
副腎腫瘍は腹腔鏡手術の良い適応であり、当科では標準手術として腹腔鏡手術を行っています。2013年12月までに35例の腹腔鏡下副腎摘除術を行いました。また2012年より単孔式腹腔鏡手術(LESS : Laparoendoscopic single site surgery)も行っています。

【腎癌】
腎癌の手術は、根治性に加え、低侵襲性と腎機能温存を念頭に置いています。従来は主に開腹腎摘除術を行っていましたが、2005年には腹腔鏡下腎摘除術が中心となりました。また、腎機能を温存するために、開腹腎部分切除術を行っていましたが、2009年より低侵襲性と腎機能温存を併せ持った腹腔鏡下腎部分切除術を開始し良好な成績を収めています。

また、再発した症例や、転移のある進行がんに対しては、インターフェロンや最新の分子標的治療薬を用いて治療しています。

【腎盂尿管癌】
転移のない早期癌の場合、腎尿管全摘除術の適応です。当科では、低侵襲性を念頭に原則腹腔鏡手術を行っていますが、局所進行している場合には開腹手術としています。癌の状態によって術前や術後に抗癌剤治療を行うこともあります。2012年12月までに45例の腹腔鏡手術を行いました。また、2013年の腹腔鏡手術は17例、開腹手術は0例でした。転移を有する進行癌や術後転移に対しては、ゲムシタビンとシスプラチンを併用した抗癌剤治療を行っています。

【膀胱癌】
表在性の膀胱癌に対しては内視鏡による経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)が行われ、進行性の膀胱癌には膀胱全摘除術が行われます。膀胱全摘除術後の尿路変向術として通常は回腸導管が行われますが、採尿袋の貼付が不要な自排尿型回腸新膀胱を平成6年より適応のある方に造設しています。2013年はTUR-Btは86例で、膀胱全摘除術は8例でした。転移を有する進行癌や術後転移に対しては、ゲムシタビンとシスプラチンを併用した抗癌剤治療を行っています。

【前立腺癌】
社会の高齢化や生活習慣の欧米化、更にPSA(前立腺特異抗原)による前立腺癌検診の普及などにより前立腺癌患者数が増えています。当科では原則外来で前立腺生検を行っており、新規患者数は年間80例以上です。
  2009 2010 2011 2012 2013
新規患者数 87867586105
トモセラピー 3947313346
RRP / LRP 19 / 013 / 02 / 155 / 191 / 21
(RRP:開腹前立腺全摘除術 LRP:腹腔鏡下前立腺全摘除術)
早期前立腺癌に対しては、当院の基本方針である「体に優しい癌治療」を念頭にトモセラピー(強度変調放射線治療)または腹腔鏡下前立腺全摘除術を行っています。腹腔鏡下前立腺全摘除術は低侵襲性のみならず、完全切除や機能(尿禁制と性機能)温存にも貢献します。我々は、癌の完全切除を優先しつつも、できる限り勃起神経温存手術を行うようにしています。勃起神経温存手術は、必ずしも勃起機能が温存できるとは限りませんが、術後尿失禁の回復が早くなり、術後の生活の質を高めます。なお、局所進行(癌が前立腺の外に顔を出している)している場合には、手術よりもトモセラピーとホルモン療法を併用する方法をお勧めしています。 診断時にすでに転移がある場合や、手術や放射線治療ができない場合または希望されない場合、ホルモン療法を行っています。また、ホルモン療法の効かなくなった再燃例にはドセタキセルを中心とした抗癌剤治療、更には新規薬剤での治療を行っています。
ページの先頭へ