トップ 患者さん 医療機関の方 健診センターのご案内 職員募集 病院の紹介
診療科のご案内 外来受診のご案内 入院のご案内 各種ご相談 セカンドオピニオンについて 各種教室のご案内 院内施設のご案内
トップ > 患者さんトップ > 診療科のご案内 > 内科・外科総合外来 外科グループ
外科グループ
外科グループ
特徴診療スタッフ紹介担当医スケジュール診療実績フロアガイド
常に安全で先進的な医療の提供を

当科は日本外科学会登録医21名が常勤しています(指導医5名、専門医9名を含む)。各分野の先進的治療を取り入れるために(1)上部消化管(食道・胃・十二指腸)、(2)内分泌(乳腺)、(3)下部消化管(結腸・直腸・小腸)、(4)肝胆膵(肝臓・胆管・胆嚢・膵臓)、(5)呼吸器(肺・気管)、(6)肛門・ヘルニア、(7)血管外科の7チーム制で実際の外科診療を行っています。

【対象疾患名】
乳癌・乳腺腫瘍,肺癌・肺腫瘍,縦隔腫瘍,気胸,食道癌・食道腫瘍,胃癌・胃腫瘍,結腸癌・結腸腫瘍,直腸癌・直腸腫瘍,十二指腸癌・十二指腸腫瘍,小腸癌・小腸腫瘍,炎症性腸疾患,肝癌・肝腫瘍,胆嚢胆管癌・胆嚢胆管腫瘍,膵癌・膵腫瘍,胆石症・胆嚢ポリープ・胆嚢腺筋症,急性腹症・消化管穿孔・腹膜炎,腸閉塞症,虫垂炎,鼡径ヘルニア,腹壁ヘルニア,肛門疾患など
休診情報はこちら
各チームとも専門学会の指導医・専門医を取得した習熟したリーダーを中心として、常に安全で先進的な医療の提供をめざしています。診療内容としては「がん診療」が中心ですが、内科、放射線科、臨床腫瘍科、緩和ケア科(ホスピス)と密に連携し、きめ細かな診断治療が可能な体制となっています。

治療に際しては、病状の進み具合を適格に判断し、がんの根治性を損なわずに、できるだけ臓器および機能を温存する手術を目指し、縮小手術、鏡視下手術も各分野で充実しています。どの分野もクリニカルパスが充実し診療の標準化が進んでいますが、それだけにとらわれず、毎週外科全医師が集まってすべての手術患者さんについて治療法を検討し、より安全な手術を行うようにしています。またNST、ICTなどチーム医療も充実もしており、周術期管理も十分な体制をとっています。

したがって術後の早期回復が進み、病院全体の平均在院日数は13日前後となっていますが、患者さんのご要望に応じて地域の診療所やかかりつけ医の先生方との「病診連携」で術後の療養にも対応しています。

がん診療以外でも胆石症、気胸、炎症性腸疾患、肛門疾患、ヘルニア,などの良性疾患や腹膜炎、胸腹部外傷などの救急医療についても万全の体制をとっています。
ページの先頭へ
上部消化管グループでは、消化器外科専門医、内視鏡外科技術認定医が診療を担当しています。地域がん診療連携拠点病院として、診断から治療まで一貫してチーム医療を行っています。
1:手術件数について
当院の胃疾患(主に胃癌)手術は、内視鏡切除約60例を含めて年間160例(腹腔鏡下手術40例)に行っています。食道疾患(主に食道癌)手術は年間3-5例に行い、最近は鏡視下手術も行っています。内視鏡切除は主に消化器内科が担当しています。
2:手術内容について
病変の種類・進行度・部位により幽門側胃切除、噴門側胃切除、胃全摘術、胃部分切除術、機能温存手術などを従来から開腹手術にて経験豊富な専門担当医によって行っています。2007年からは、体に侵襲の少ない腹腔鏡下手術も導入しており、最近では約4割の患者さんが腹腔鏡下手術を受けられています。
3:腹腔鏡下手術について
腹腔鏡下手術は傷が小さく低侵襲であり、拡大視効果によってリンパ節郭清においても精度向上が得られ、胃癌手術においても有用な手技として評価が高まっています。
このような腹腔鏡下手術に対しても、当院では習熟した担当医(日本内視鏡外科学会技術認定医)の豊富な経験をもとに、癌の根治性を保ち質の高く安全な手術を提供しています。最近では腸管の再建も鏡視下で行う完全腹腔鏡手術も行っており、より低侵襲な手術が実現できています。傷はきわめて小さくほとんど目立たず、体への負担も低いので、術後の回復も早く、患者さんに大変喜ばれています。
4:治療の流れについて
外科手術を受けられる患者さんはまず外来にて精密な進展度診断を行います。次にその診断に基づいて、「胃癌治療ガイドライン」に準じた標準的治療を原則とし、患者さんの全身状態・希望も考慮して的確な術式を決定します。手術前日に入院し、幽門側胃切除、噴門側胃切除、胃全摘術、胃部分切除術、など胃切除クリニカルパスを使用し、術後2週間での退院を標準としています。術後は最小限の末梢輸液のみでの管理で原則的に中心静脈栄養は行いません。経口開始は術後2日目から。高リスク患者のみ術後早期から経腸栄養法を使用しており、術後の合併症も極めて少なくなっています。
進行した癌に対しては、手術療法に加えて、抗がん剤療法による治療を行います。すなわちStageU以上の場合は、説明と同意の後、術後の補助化学療法を当院外来または連携医で行っています。進行度が特に重い患者さんには、手術、抗がん剤、時には放射線治療なども行い、腫瘍内科医とも相談連携し、集学的な治療を行っています。
また、手術後の経過観察は病診連携システムを有効に活用し、かかりつけの医師と同時に県下統一胃がん術後連携パスを使用し、綿密に患者さんをサポートしています。
尚、専門外来は月曜日と木曜日に行っております。

ページの先頭へ
下部消化管(大腸)グループでは、消化器外科専門医、大腸肛門病学会専門医が主に診療を担当しています。診断から治療(手術)、その後のFollowまで一貫してチーム医療を行っています。

主な診療は大腸がんと炎症性腸疾患の2つがあります。

  1. 大腸がんでは、がんの進行度を内視鏡検査やPETで正確に判断し的確な手術術式を選択しています。年間約150例の大腸癌の手術をおこなっています。腹腔鏡手術や肛門機能を温存した手術を採用しています。また直腸がんでは神経温存手術採用し、性機能を保持するようにしています。進行がんに対しては、抗癌剤治療や放射線治療も併用し集学的な治療をおこなっています。
    人工肛門(ストーマ)になる時は、術前から専属看護師が介入し指導と説明をおこない、術後も快適に過ごせるようにしています。また人工肛門の患者会(虹の会)もあり患者さん同士のつながりもサポートしています。手術後の経過観察は病診連携システムを有効に活用し、かかりつけの医師と同時に大腸がん術後連携パスを使用して綿密に患者さんをサポートしています(かかりつけ医と当院主治医の2人主治医制をとっています)。抗癌剤治療では当院のアメニテイールーム(外来化学療法室)を使用して外来で点滴加療をおこなっています。また、全国で行われている臨床試験にも参加し、新しい治療や抗癌剤などが当院でも受けることが可能となっています。
    また、経過中に再発をきたした場合でも再手術ができないかを検討し、無理であれば抗癌剤治療や放射線治療を選択します。がんの再発による疼痛があれば、緩和ケア医師と連携をとり患者さんの痛みをしっかりコントロールしながら治療を継続していきます。最終的には、緩和ケア病棟(ホスピス)や在宅ターミナルなどにも関与し最後まで責任をもって診療していきます。
    また、手術まで必要のないごく早期の大腸がんや、ポリープ(大腸腺腫)に対しては、大腸内視鏡にて粘膜切除(EMR,ESD)や内視鏡的ポリープ切除をおこなっています。
  2. 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)は、主に若い患者さんに多い特定疾患(いわゆる難病)に指定されている病気でまた長期にわたる加療が必要になります。診断、治療、外来通院まできめ細かな診療が必要になってきます。患者さんのことを考え一番いい治療をおこなっています。クローン病患者会を年3回開催していて患者さんに正しい知識と情報を提供し食事指導も含めてサポートしています。福井県内各地よりご紹介いただき加療しています。
  3. 他の腸疾患(大腸憩室症、遺伝性腸疾患、腸炎など)に関しても正確に診断し、消化器内科の医師と連携をとり患者さんに一番あった治療をおこなっています。
ページの先頭へ
肝胆膵外科グループでは、肝臓癌、胆管癌、胆嚢癌、膵臓癌などの悪性疾患や、胆石症をはじめとする良性疾患など肝胆膵領域の多岐にわたる疾患に対して診療を行っております。CT、MRI、内視鏡検査、PET-CT検査などによる正確な病気の診断や進行度をもとにして各疾患の診療ガイドラインや当科で行ってきた臨床研究の成果に基づいて患者さんのQOLに配慮した治療を行っております。

私たちは次の3つのことを大切にしています。
@各診療科や院内専門チームとの良好な連携
肝胆膵外科領域では病気の背景に慢性肝炎,肝硬変,閉塞性黄疸、膵炎などがあることが多く、患者さんの病態が複雑です。肝胆膵領域のがんに対する治療では、正確な診断、術前処置(黄疸をとる内視鏡的な処置など)、手術、術後管理、補助療法(化学療法、放射線治療など)が求められます。これには消化器内科、放射線科、病理医などとの緊密な連携が不可欠であり私たちはこれを大切にしています。高難度な手術を安全に行い、患者さんに良い結果をもたらすよう各科のエキスパートと連携して万全の準備を整えて手術を行うようにしています。また当院では集中治療室、NST(栄養管理)チーム、腫瘍内科(抗がん剤治療)、放射線治療センター、緩和ケアチーム、精神科などがん治療を支援する診療科や院内の専門チームが充実しています。
A正確な病気の診断と安全で根治性の高い手術
最新式の超音波(エコー),CT(MDCT),MRI,PET-CTなどの診断機器を備えています。私たちはこれらの機器を駆使して,病気の状態を正確かつ速やかに診断するように努めています。毎週行われるカンファレンス(症例検討会)で患者さん一人一人の画像を詳細に検討し,病気の状態の正確な診断と適切な治療方針を総合的に決定しています。
手術は進化し手術手技は向上するものと考え、私たちは手術の安全性・根治性を高めるよう工夫を重ねています。手術の結果や切除した臓器の病理組織診断をもとにして院内で定期的に症例検討会を行い、術前の診断の妥当性や手術術式の妥当性を再確認します。
また、国内の肝胆膵外科専門機関と連携・交流を促進し、技術、知識の向上に努めています。
B低侵襲手術
低侵襲外科手術として内視鏡外科技術の進歩はめざましいものがあります。近年、肝胆膵領域の腫瘍に対しても先進的な施設で内視鏡外科手術が応用されるようになってきました。当院でも胆嚢結石症に対する単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術をはじめとして、肝腫瘍、膵腫瘍に対する腹腔鏡下肝切除、膵切除手術をすでに導入しています。患者満足度の高い内視鏡外科手術を安全に提供できるよう修練を行っています。
ページの先頭へ
肺がんは日本人がん死亡原因のトップで増加の一途をたどり、2009年の統計では死亡者数は6万7千人を超え、2020年には10万人に達すると予測されています。当科は呼吸器内科や放射線科、健診センターなどとの密な連携のもと手術が必要なさまざまな呼吸器疾患に対応しており、特に肺がんの診断・治療に精力を注いでいます。3名のスタッフ(呼吸器外科専門医2名・気管支鏡専門医2名・細胞診専門医1名を含む)が常勤し、スピーディな診断と患者さんの状態にあわせたきめ細かな治療を心がけています。禁煙をお手伝いするための禁煙外来も併設しています。

1.当科の特徴
まず、肺がん手術が年間約80例と県内トップであることが挙げられます。転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍、気胸などを含めた年間の全手術は約150例です。身体への負担が少なく回復の早い胸腔鏡(きょうくうきょう)手術を積極的に取り入れ、7割以上の手術は3ヶ所の小さな傷だけで行っています。入院は手術の2日前、手術翌日から食事や歩行をし、1週間後には退院していただくといったごく短期の滞在での社会復帰が可能となっています。さらに各種検査は外来で系統的に進められ、診断や治療方針の決定が迅速に出来ることでも評価を頂いております。他院で1週間程度かかることの多い細胞診断も、当院では原則として当日もしくは翌日には診断結果が得られます。一方最新のガイドラインに基づいた治療を重要視し、手術だけでなく抗がん剤治療や放射線治療も適宜選択しています。また肺がん診療には地域医療連携が大切ですが、当科は多数の医療機関の先生方のご協力により支えられております。

2.禁煙外来を行っています
タバコは動脈硬化や心臓病、脳血管障害、肺癌・肺気腫などの原因であり、これらの診断・治療には禁煙が欠かせません。周囲の非喫煙者への受動喫煙による健康被害も大きな問題です。喫煙規制の動きは徐々に広がりを見せ、禁煙を希望する人も増えています。当院では多職種からなる専門スタッフができるだけ楽に禁煙していただくために知恵を絞って皆さんを応援しています。禁煙が必要な方・希望される方はぜひ禁煙外来にご相談ください(毎週木曜日、完全予約制)。さらに院内のみならず、地域や職域、教育現場での禁煙講演のご依頼にも随時対応しておりますのでご連絡ください。

3.学生教育・研修医教育
医療の分野においても次世代を育てることは極めて重要です。当科は多くの医学生の実習を受け入れ、福井大学への出張講義も行っています。臨床研修医をはじめとした若手医師、さらにベテランの先生方向けにも県内外で開催される肺がん画像診断に関する研修会などに講師を派遣し、よりレベルの高い医療の普及を目指しています。

《肺がんで亡くなる方を福井県から一掃したい》、というのが私たちの願いです。肺がん撲滅のため予防から診断・治療までトータルに皆様をサポートいたします。
ページの先頭へ
T.ヘルニアについて
ヘルニア(脱腸)とは、おなかの壁の1部が弱くなり、腸などのおなかの中の臓器がこの弱い部分よりとび出し、ふくれてくるものを言います。ヘルニアは手術でないとなおりません。手術後の1番の問題は再発です。再発の少ない方法として、最近では、弱い部分に人工の布をあてるメッシュ法という方法が主流になっています。また、カメラを用いる腹腔鏡的修復術も行われるようになってきました。この方法だとキズも小さく術後の痛みも軽くてすみます。

U.大腸肛門の病気について
痔という漢字はやまいだれに寺と書きます。それは、かつては痔が死ぬまで治らない病気とされていたからだそうです。しかし、現在では、ほとんどの場合、軽い痛み、短い入院期間で直すことができるようになっています。

消化器大腸肛門科で行なっております検査、治療、手術は以下のとおりです。

1.大腸肛門の検査法
内痔核とは、肛門の中にある静脈が膨らんでくる病気で、出血や脱肛の症状があります。痔の中では最も頻度が高く、手術方法としては以下の4種類があります。
    【外来(日帰り)】
  1. 輪ゴム結紮術:外来でできて、簡単に行える手術です。
  2. 硬化療法:内痔核に薬(ジオン)を注射して小さくする方法で、4つの中で最も痛みの少ない方法です。
  3. 【入院】
  4. 結紮切除術:最も確実で、再発が少ない半面、痛みが強いのが短所です。
  5. PPH:痛みが軽く再発が少ない方法です。入院期間は短く、早く復職できます。2012年3月31日現在、728名の実績があります。

2.直腸肛門の病気の治療法
痔瘻は痔の中で一番やっかいな病気です。再発が多く、手術により肛門のしまりが悪くなる可能性があるからです。私達は、再発が少なく肛門のしまりも悪くならない独自の手術方法を開発し行っています。2011年9月30日現在、394名の方が手術を受けられ良い評価を得ています。

3.裂肛について
排便時や排便後に、強い痛みをきたす病気で、肛門拡張・皮膚移動術により確実に治すことができます。

4.直腸脱について
肛門の奥の直腸が出てくるもので、高齢の女性に多く、手術でしか治すことができません。私達は、高齢の方でも体への負担が少ない方法(直腸を縫いちぢめ、肛門を正常の大きさにする方法)を行ない、良い評価を得ています。

5.直腸ガン、肛門ガンに対して人工肛門を作らないですむ薄筋形成術ついて
最近では、多くの直腸ガンは、肛門を残せるようになりましたが、それでも、肛門に非常に近いところや、肛門にまでガンが伸展してきた場合あるいは肛門自体にガンができた場合には、腹部に人工肛門を作ります。最近では、人工肛門の装具が非常に進歩したため、肉体的また心理的な負担が少なくなっています。それでも人工肛門以外の選択肢を希望される方には、薄筋形成術という手術法を行なっています。これは、新しい肛門を本来の肛門の位置に作り、締りをもたせるために足の筋肉(薄筋)を肛門の周囲に巻きつける方法です。
ページの先頭へ
血管外科では脈管専門医、下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術の実施基準による実施医および指導医が診療を担当しています。血管(動脈、静脈)にかかわる病気と下肢のむくみを起こす病気の診断・治療を行います。それ以外に人工透析を行う際に必要な動静脈瘻作成術(内シャント作成術)も行います。
  1. 動脈の病気:動脈瘤(胸部、腹部、末梢動脈)、閉塞性動脈硬化症など いずれもCTなどで診断をし、当院で治療可能と判断された場合には治療を行います。もしも大手術を要すると判断された場合には、金沢大学やその他の病院の心臓血管外科で治療を受けていただくように手配いたします。
  2. 静脈の病気:下肢静脈瘤、静脈血栓塞栓症(深部静脈血栓症と肺血栓塞栓症)など
    下肢静脈瘤に対しては患者さんの状態・原因に合わせて下肢静脈瘤抜去切除術か血管内レーザー焼灼術のどちらが適切かを判断して手術を行います。どちらも一泊二日の入院が標準です。
    静脈血栓塞栓症に対しては採血、超音波検査、CTなどで診断をしたうえで、適切な治療を行います。
  3. 下肢のむくみ
    むくみの原因のひとつにリンパ浮腫が含まれます。当科ではリンパ浮腫の原因精査、診断、治療を行います。
ページの先頭へ