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『紫外線の作用』について
* 活性酸素が発生し、害を及ぼす
皮膚細胞の障害 ⇒ 日焼けになります
弾力線維の変性 ⇒ しわになります
メラニン細胞の異常 ⇒ しみになります
皮膚の過酸化資質の増加 ⇒ にきびになります
* 細胞のDNA損傷し皮膚細胞の障害を及ぼす ⇒ 日焼け・皮膚癌の発生となります
* 紫外線を防御するためのメラニン産生の増加が発生します
* ビタミンDの生成(ただし、数分の紫外線照射で十分。食べ物からの摂取でも十分)
『しみの種類』について
* 日光性色素斑(老人性色素斑)は、一般的な加齢とともにできるシミです。
* そばかす(雀卵斑)は、遺伝する細かい斑点状のシミです。
* 肝斑は、特徴としてもやもやとしたもので顔に左右対象にできます。
* 脂漏性角化症は、老人にできるホクロみたいに皮膚が盛り上がった症状です。
* 光線性花弁状色素斑は、海での日焼け(特に甲羅干しなど)のあとに出来るものです。
* 炎症後色素斑は、火傷、擦り傷の後などに生じるシミです。
2. 『しみ』の予防と治療について
『皮膚老化(しみ)予防』について
* 光老化予防 = 紫外線を浴びない対策をしてください。
* 抗酸化作用のある食事を摂る・ビタミンを摂取してください。
* スキンケア(メラニン対策として美白剤をつける)をしてください。
『光老化(しみ、しわ)』を予防する食品について
* 活性酸素を抑える抗酸化作用のあるビタミンC,E,βカロチンを多く含む食品をとる。
(最近では、サプリメントなど薬局で販売されています)
* ビタミンE:種実類、緑黄色野菜、植物油などです。
* βカロチン:にんじん、緑黄色野菜などです。
* ビタミンC:いちご、柑橘類、緑黄色野菜などです。
ここで本題に入りますが、色素性病変に対するレーザー療法について、当科では『Qスイッチルビーレーザー』という機器で治療します。このレーザー光線はシミの原因となるメラニン色素にのみ吸収され、メラニン色素を集中的に熱エネルギーで破壊します。また、他の皮膚には影響が極めて少ないというのが最大の特徴です。
レーザーで治療効果のある『シミ』の代表は、次の通り4種類ぐらいあります。

* 日光性色素斑(老人性色素斑)
* そばかす(雀卵斑)
* 脂漏性角化症
* 光線性花弁状色素斑などです。
レーザーが不向きな肝斑や炎症後色素沈着というシミもあり、レーザーを治療するとかえって濃くなるなど効果がありません。
* 肝斑の治療としては、内服で「ビタミンCとトラネキサム酸」、外用薬では「5%ヒドロキノン軟膏」があります。
老人性色素斑の治療効果
『レーザー後の炎症後色素沈着』について
1. レーザー治療後2週間目ごろに、発生しやすい。
2. 1ヶ月後、最も濃くなりますがあとは徐々に薄くなっていきます。
3. 3ヶ月目で約53%残存。
4. 4ヶ月目で約16%残存。
5. 6ヶ月目で約3%残存。
6. 1年以上では0.8%の残存率となります。
「シミ」ではありませんが、大田母斑はレーザー治療を重ねてすることで効果があります。
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