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部門紹介
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検査部


検査部
 検査部の業務を大きく分けると、血液や尿など何らかのサンプルを対象とする「検体検査」と、人と直に接する「生理検査」に分けることができます。「検体検査」としては、血液や尿を採取してコレステロールや血糖値等を測定するなどはお馴染みかと思いますが、そのほか尿や膿などを培養して病原体を見つけだす「細菌検査」や、皮膚や臓器の組織から細胞の状態を判断する「病理検査」もあります。

 例えば「細菌検査」によって「この症状の原因はO-157である」とか、「病理検査」によって「がんであることが確認された」といった判定を下す訳です。もう一つの「生理検査」は、心電図や脳波をとったり、呼吸機能を調べるなどの検査を指します。

 検査部には臨床検査技師の資格を持った27人のスタッフがおり、これらの検査にあたっています。また、院内の健診事業、つまり人間ドックにおいて、健診センターでの採血や心電図検査なども行っています。

検査部部長/谷口 晴信
検査部部長
谷口 晴信
 当部の特長としては、外来の採血をすべて検査技師が行っていることがまず挙げられます。検査のプロセスと意義を理解しているスタッフが担当することで、敏速かつ適切な進行ができ、確実なデータ管理につながっているのです。

 検査結果をすべて部内で保管し、ドクター、ナース、栄養士ら院内の他のスタッフとともに随時活用できるシステムを整えて、チーム医療の推進を図っていることも大きな特長です。
実例を挙げますと、当院の「糖尿病教室」には、糖尿病療養指導士の資格を持つ検査部スタッフが参加しています。敏速な検査により直ちに出てきたデータを基に、検査技師が患者さんに対して詳しく、適切なアドバイスができるのです。

 患者さんの立場からすると、提示されたデータの意味がより具体的に理解できて、病気に対して対処しやすいという効果があります。これらは、県内で他に先駆けて当部が取り組んだことです。

検査部内の様子   検査部内の様子   検査部内の様子

 当院全体が今後のあるべき医療を推進していく中で、検査部が果たす役割も多々あります。
栄養指導が必要な患者さんに対応する「NST」(栄養サポートチーム)のスタッフとして加わり、感染症対策などに対処しています。「クリニカルパス」にも参加し、特に「心臓カテーテルパス」や「自己血貯血パス」においては、当部のスタッフがリーディング役を果たしています。

 また、院内感染対策委員会の「感染情報ニュース」発行や「医療安全対策委員会」においては、リスクマネージャーとしてとして各種トラブルやアクシデントに対処しています。

 血液検査の際に、なぜ何本も採血をするのか疑問に思っておられる方が多いようです。これは、血液検査といっても色んな種類があり、求められる血液の性状がそれぞれ異なるからです。

 例えば赤血球の数を測定するためには、血液を固まらせないようにする薬品入りの採血管を使いますし、血糖値を測定するためには血糖の分解を防止する薬品入りの採血管を利用します。このように、検査の特性に応じて複数のサンプルを採っておく必要があるのです。ごく一般的な血液検査では、一回約10ccを採取、3本の採血管に分割して45、46項目の検査が可能です。
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